• ホーム
  • くらし
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 産業・仕事
  • 市政情報
  • 組織から探す
  • よくある質問

ホーム > 市政情報 > ”旬感”まちのニュース > 2023年度 > 令和6年3月まちの話題を紹介します

ここから本文です。

更新日:2024年3月31日

3月30日(土曜日)上倉沢せんがまちの棚田であぜ道アートが開催されました

3月30日、上倉沢せんがまちの棚田で、「あぜ道アート2024」が開催されました。せんがまちの魅力を多くの人に知ってもらおうと毎年開催されている恒例行事。今年度は、日ごろから棚田の保全活動に協力している棚田のオーナーや協力企業、地域住民のほか、事前にインターネット上で申し込みがあった市内外の一般客らおよそ300人を招待して実施しました。
点灯開始時刻になると、棚田の最上部にある鐘が打ち鳴らされ、静岡大学棚田研究会の部員が、あぜ道に沿って並べられたペットボトルを再利用して作られた1000本以上の灯篭に一つずつ火をともしていきました。すべての灯篭に火がともされると、棚田のあぜ道と水が張られた水田に無数の光が浮かび上がり、里山に幻想的な光景が広がりました。来場者は、揺らめく灯りを眺めたり、写真を撮ったりしながら、幻想的な光景を堪能していました。
同法人の堀延弘さんは、「この地域の歴史を400年見守ってきた千框の棚田に、現在を生きる私たちが灯りを灯すことで、この光が未来につながるようにと願いを込めてライトアップをしています。今回も静大の若い部員が頑張ってくれて素晴らしいイベントになりました。今後も続けられたらと思います」と期待を込めて話しました。
あぜ道アート1あぜ道アート2あぜ道アート3
あぜ道アート4あぜ道アート5あぜ道アート6

3月30日(土曜日)第38回西方ふるさと水源祭が行われました

3月30日、西方地内の三ツ池公園で第38回西方ふるさと水源祭が開かれました。農業用貯水池の造成に尽力した先人たちに感謝し、水害防止や五穀豊穣を願う恒例行事。今年は3年ぶりに開催され、近隣住民などおよそ200人が、無病息災を祈る火渡りなどを楽しみました。
はじめに、三ツ池のほとりにある弁財天の祠で神事が行われ、山伏の装束に身を包んだ住職らが、ほら貝を吹き、先人への感謝を込めて読経が行われました。次に、「水に関する標語」の表彰式が行われました。毎年、堀之内小学校4、5、6年生から、標語を募集し、表彰を行っているもので、今年は6人の作品が西方地域づくり委員長賞などを受賞しました。式では、児童が考えた「かぎりある水を無駄なく大切に」や「西方の水の恵みと川の音」といった作品が掲げられ、児童1人ひとりに賞状と記念品が贈られました。
その後、4年ぶりとなるステージ発表が行われました。銭太鼓やキッズダンス教室の生徒によるダンスパフォーマンス、ご当地アイドルのライブが行われ、会場を盛り上げました。
午後からは、火渡りの神事が行われました。最初に、勇壮な山伏姿の住職らが読経しながら結界の中に入り、まさかりや弓矢で四方を清めたのち、大護摩に火をつけました。その後、参加者が願い事を書いた木札を勢いよく燃え上がる大護摩の中へ投げ入れ、焚き上げました。火の勢いが収まると、住職らが燃えかすをならして、道を作りました。炎の間に作られた道を参加者は裸足で、熱さを我慢しながら渡り、今年も良い1年となるよう祈りました。最後は盛大に餅まきが行われ、子どもから大人まで楽しんでいました。
火渡りに参加した、長谷川己怜さんは、「火渡りは熱かったけど、最後まで渡り切れました。友だちがたくさんできますようにと願いを込めてわたりました」と笑顔で話してくれました。
西方ふるさと委員会の杉本芳昭委員長は、「たくさんの人が来場してくれてとても嬉しく思っています。先人から受け継いだ水の恵みですので、この水をありがたく大切に使っていくという気持ちがみんなに広がってほしいと思います」と話しました。

西方ふるさとづくり水源祭1西方ふるさとづくり水源祭2西方ふるさとづくり水源祭3
西方ふるさとづくり水源祭4西方ふるさとづくり水源祭5西方ふるさとづくり水源祭6

3月27日(水曜日)菊川文庫で「こどもの文化センター作品展」が開催されています

3月27日から4月9日まで、菊川文庫で、外国籍の子どもたちによる「こどもの文化センター作品展」が開催されています。
こどもの文化センターは、市内の高橋地内にある多文化共生託児塾で、外国籍の子どもたちが、朝の学童保育や放課後児童クラブなどの活動をしている施設です。
今回、同センターを利用している3歳から12歳までの子どもたち10人による、はり絵などおよそ70点が展示されています。また、日本やフィリピン、ボリビアなどの国旗やフィリピンにあるマヨン山などが描かれた中央に展示されているタペストリーは、2021年に開催されたパラリンピックを応援する気持ちで当時、施設を利用していた子どもたちが制作したものです。
大岩エリザベスセンター長は、「異なる文化の子どもたちや障がいのある子どもたちの取り組みや成長を見てもらい、こどもの文化センターの活動を皆さんに知ってもらえたらうれしいです」と話しました。

【こどもの文化センター作品展】
■日時:3月27日(水曜日)~4月9日(火曜日)
午前10時~午後5時30分
■会場:菊川文庫2階展示室
こども文化1こども文化2こども文化3

3月21日(木曜日)第8回中学生等海外派遣事業2024ホームステイプログラムinHAWAII出発式

3月21日、市役所東館で、「第8回中学生等海外派遣事業2024ホームステイプログラムinHAWAII」の出発式が開催されました。同事業は、子どもたちの国際的視野を広げ、グローバルな人材を育てるため、市内在住の中学生を対象に市国際交流協会が2年に1度実施しているのもの。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、今回、5年ぶりの開催となりました。
出発式では、渡航先であるハワイへ出発する前に、中学生16人が長谷川寬彦市長と松本嘉男教育長、保護者にむけて一人ずつ意気込みを発表。「外国の人と関わって、視野を広げたい」「英語だけの環境で現地の人とコミュニケーションを取りたい」「ハワイの文化を学びたい」「本場の英語に触れて、もっと英語を好きになりたい」「日本ではできない経験をしたい」などと決意や目標を語りました。
生徒の発表を聞いた長谷川寬彦市長は、「自分の英語力を試して、現地の文化を学んできてください。そのためには、色んなことに挑戦して、怖がらずにコミュニケーションをとってきてください」と、松本嘉男教育長は「皆さんは海外に行くという勇気ある一歩を踏み出してとても素晴らしいです。これからの時代はグローバルな視野が必要になります。将来の大きな力になるので、自信をもって活動してきてください」とエールを送りました。また、長谷川市長からは、直筆の「夢」と書かれた色紙が国際交流協会の中嶌るり子会長に手渡されました。
生徒たちは23日に日本を出発し、28日に帰国します。ハワイでは、ホームステイをしながらハワイの文化を学んだり、現地の中学生と一緒に授業を受けたりする予定です。

中学生海外派遣事業1中学生海外派遣事業2中学生海外派遣事業3
中学生海外派遣事業4中学生海外派遣事業5中学生海外派遣事業6

3月19日(火曜日)~26日(火曜日)菊川文庫で「ひさよしの絵画展」が開催されています

3月19日から26日まで、菊川文庫で、市内在住の松井久悦(ひさよし)さんの絵画展が開催されています。

知的障がいがある久悦さんは現在25歳。幼少期に絵と出会い、自分の心を伝える手段として作品の制作を続けてきました。これまで各地で作品展を開催していて、今年で12年目になります。久悦さんの絵は、ほとんどが広告やカレンダーの裏に油性マジックで描かれています。力強い線と色鮮やかな色彩が特徴で、大好きな電車や遊園地、これまで訪れた場所や通っている草笛共同作業所などの久悦さんが日常生活で印象に残った風景が独特の構図と色彩で描かれています。
小学校2年生の時に初めて描いた作品から、先日家族で久しぶりに遠出をしたうれしさを描いた最新作までおよそ40点の作品と、久悦さんのこれまでの活動を振り返ることのできる新聞記事や雑誌の掲載記事、これまで出会ったさまざまな人との出会いの紹介も併せて展示されています。また、会場の中央に久悦さんが作品の制作に使用した油性マジックや新聞の航空写真をマジックでぬったもので作られた富士山をイメージしたオブジェが飾られています。
展示作品には久悦さんの母、照子さんのコメントや当時のエピソードなどが添えられています。照子さんは、「絵を通して、私たち親子がいろんな方に出会い、支えてもらい感謝の気持ちがいっぱいです。ありがとうございます。ぜひ、皆さん、じっくりと眺めて絵の中の世界に入り込んでください」と話しました。
【ひさよしの絵画展】
■日時:3月19日(火曜日)~3月26日(火曜日)
午前10時~午後5時
※最終日は午後4時まで
■会場:菊川文庫2階展示室
ひさよし1ひさよし2ひさよし3

3月17日(日曜日)第8回アエル高校生吹奏楽フェスティバルが開催されました

3月18日、「第8回アエル高校生吹奏楽フェスティバル」が文化会館アエル大ホールで行われました。中東遠地区と中部地区の高校9校(池新田高校、小笠高校、常葉大学附属菊川中・高校、掛川西高校、掛川東高校、掛川工業高校、遠江総合高校、袋井商業高校、島田高校)の吹奏楽部による合同演奏会で、全国でも有数の吹奏楽が盛んな遠州地域の高校吹奏楽部が、日頃の練習の成果を発揮できる機会とすることや、多くの市民に素晴らしい演奏を聞いてもらうことを目的としています。昨年5年ぶりに開催され、今年は9校の部員全員による合同演奏も復活。およそ920人が来場し、各校の美しい演奏を楽しみました。
オープニングは、9校の2年生部員による合同演奏で始まりました。華やかなファンファーレ曲でフェスティバルの幕開けを演出しました。
その後、各校が、それぞれの特色を前面に出した演奏を披露。力強い音色や柔らかな旋律が会場いっぱいに響き渡りました。また、池新田高校、掛川工業高校、遠江総合高校、袋井商業高校は、合同のバンドで出演。お互いに初めての合同演奏で練習期間も限られる中、息の合ったハーモニーを披露し、会場からは大きな拍手が送られました。
最後は参加した全部員131人による「星条旗よ永遠なれ」の合同演奏が披露されました。息の合った迫力の演奏が披露されると、会場からは大きな拍手が送られました。

アエル高校生吹奏楽フェスティバル1アエル高校生吹奏楽フェスティバル2アエル高校生吹奏楽フェスティバル3
アエル高校生吹奏楽フェスティバル4アエル高校生吹奏楽フェスティバル5アエル高校生吹奏楽フェスティバル6

3月15日(金曜日)菊川市産業支援センターEnGAWAオープニングセレモニー

3月15日、菊川市産業支援センターEnGAWAでオープニングセレモニーが開催され、関係者や来賓、報道機関などおよそ50人が集まり、市の産業振興の新たな拠点の完成を祝いました。式典では、関係者によるテープカットが行われ、センターのオープンを華々しく祝いました。その後、市商工観光課と産業支援センターの運営会社である株式会社Cienの鬼石真裕代表が施設の概要を説明し、施設見学が行われました。
同センターは、市が事業承継や創業、経営基盤強化などの課題を解決することやビジネスマッチングの促進を目的に、JR菊川駅に近い信用金庫跡地に設置したもの。「人やビジネスの縁を作る」をコンセプトに、事業者の皆さんが抱えるさまざまな経営課題の相談を受ける『相談窓口』と、テレワーカー向けの共有ワークスペースやビジネスマッチングが可能な『コワーキングスペース』を有している先進的な施設です。『オープンエリア』にはカフェスペースが併設され、誰でも気軽に立ち寄って利用者と交流ができるようになっています。
各種相談は市の職員や信用金庫の職員などが対応し、必要に応じて税理士や中小企業診断士などの専門家にも取り次ぎ、課題の解決に当たります。また、常駐のコミュニティマネージャーがマッチングのコーディネートを行い、皆さんの活動をサポートします。
センターはどなたでも利用できます。ぜひお気軽にお立寄りください。

エンガワオープン1エンガワオープン2エンガワオープン3

3月14日(木曜日)令和5年度菊川市自衛隊入隊者激励会

3月14日、菊川市役所で令和5年度菊川市自衛隊入隊者激励会が開催され、4月から陸上自衛隊や海上自衛隊に入隊する菊川市在住者3人を長谷川寬彦菊川市長や自衛隊静岡地方協力本部副本部長らが激励しました。
はじめに、主催者を代表して長谷川市長があいさつ。「自衛隊は国家の安全を守ることや自然災害が発生した際の支援活動など、本当に大変な仕事を担っています。今回、菊川市から3名も自衛隊に入隊することをとてもうれしく、心強く思います。厳しい訓練もあると思いますが、体には気を付けて頑張ってください。入隊おめでとうございます」と3人を激励しました。次に、自衛隊静岡地方協力本部の五十嵐昭善副本部長があいさつ。「元日の能登半島地震や国際情勢の不安定化など、自衛隊に対する期待や関心が高まっている中、入隊を志してくれてありがとうございます。周囲の人を助けて信頼を得られるようになると、仕事が楽しくなってきます。さらに挑戦して成長することで自己実現ができ、働く意義も見いだせるでしょう。これまで支えてくれた人への感謝を忘れずに、頑張ってください」と声を掛けました。また、防衛大臣からのビデオメッセージの上映が行われました。
最後に、新入隊予定者を代表して、岡本先永(ゆきひさ)さんがあいさつ。「日本を守り、人の役に立ちたいと思い、入隊しました。いろいろなことに挑戦し、ここにいる一人ひとりが成長し、社会に貢献したいです。誰からも信頼される自衛官になるよう頑張ります」と抱負を述べました。
自衛隊入隊者激励会1自衛隊入隊者激励会2自衛隊入隊者激励会3

3月14日(木曜日)「みなみやま安全・安心の集い」が開催されました

3月14日、小笠南地区コミュニティセンターで「みなみやま安全・安心の集い」が開催され、地域の住民21人が参加しました。地域住民の防災や防犯の意識を高めてもらうことを目的に、小笠南地区コミュニティ協議会が主催し、毎年開催しているもの。今年度は、菊川警察署交通課の署員や市交通安全協会、市消費生活相談員が講師を務め、高齢者を対象に「交通安全」や「詐欺被害防止」をテーマにした講話を行いました。
はじめに、同署の前島県警部補が参加者に配られた資料をもとに交通安全について説明。「今回の講話で知ったことを、ぜひ家族や友達に広めてもらい、皆さんに交通安全大使になってもらいたいです」と呼び掛けました。
つぎに、同協会による交通安全をテーマにした講話では、スライドを使い高齢者が交通安全に気をつけることを話しました。横断歩道を渡るときなどに、「急がば回れ」危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的ができることや車の大きさによって陥る錯覚があることを説明。「交通安全に大切なことは、意識を持って見て確認をすることです」と呼びかけました。また、反射神経を知ることができる3つの測定器を使い、参加者は自分の身体能力を測定しました。
つづいて、同センター職員による講話では、特殊詐欺被害や消費者トラブルについて話しました。詐欺などの5つの事例を紹介し、それぞれの対処法を説明。「訪問や電話での勧誘をした相手の会社名や住所を確認しておくことが大事です。おかしいなと思ったら一人で考えずに周りの人や市消費生活相談窓口へ気軽に相談してください」と呼び掛けました。
講話を聞いた参加者は、「自分の身は自分で守るために、今日学んだことに注意したいと思います」と話しました。
みなみやま2みなみやま1みなみやま3

3月12日(火曜日)小笠高校生が考案したメニューが学校給食で提供されました

3月12日、小笠高校の生徒が考案した新商品メニュー「たれ芽ンチキャツバーガー」が市内の小中学校などの学校給食で提供されました。このレシピは、小笠高校生が市内の農産物を使って考案したメニューを商品化に繋げるため、令和4年12月に行われたビジネスマッチングで出品されたもの。今年は昨年度も給食で提供された「たれ芽ンチキャツ」をパンにはさんで食べる「たれ芽ンチキャツバーガー」を新たに考案し、およそ4500食が市内の小中学校や幼稚園などに提供されました。
提供に合わせて、メニューを考案した3年生4人と長谷川寬彦市長を招いた試食会が学校給食センターで行われました。生徒たちは、考案したメニューが給食になっているのをみて「すごい」「おいしそう」と喜びの声を上げていました。その後、全員で「たれ芽ンチキャツバーガー」を試食。長谷川市長は「パンにはさんでも衣がサクサクで、味もしっかりしていて、とてもおいしいです」と感想を話しました。グループのリーダーを務めた黒田岬安(さきあ)さんは、「子どもたちに喜んで食べてもらおうと、たれ芽ンチキャツをパンにはさんでバーガーにしようと考えました。パンにはさんでも味が落ちないよう、たれの量を増やすなど改良をしました」と説明しました。
提供された学校では、小笠高校の生徒が考案したメニューであることやメキャベツについて校内放送で説明がされました。
たれ芽ンチキャツ1たれ芽ンチキャツ3たれ芽ンチキャツ2
たれ芽ンチキャツ4たれ芽ンチキャツ5たれ芽ンチキャツ6

3月7日(木曜日)企業×行政共同研修SDGsde地方創生セミナー

3月7日、プラザきくる3階会議室で市役所職員と企業・団体の職員の共同研修「企業×行政SDGsde地方創生セミナー」が開催され、市職員や企業・団体の職員、高校生などおよそ40人が参加しました。
はじめに、SDGsde地方創生公認ファシリテーターで常葉大学附属菊川高校教諭の小杉晋也さんが、地方創生とSDGsについて説明しました。地方創生は、政府が掲げる総合戦略で、東京一極集中の是正を目的に様々な取り組みを推進していくもの。小杉さんは、日本の人口が減少に転じ、このままでは明治維新のころと同じくらいの人口になってしまうと説明。人口減少を食い止めるためにも地方創生は必要だと話し、「SDGsの考え方は、持続可能な日本を作っていくために適しています」とSDGsの考え方を学ぶ意義を説明しました。
次に、カードゲームを使ってSDGsを学べる「SDGsde地方創生カードゲーム」が行われました。参加者が3人1組のチームになり、商店主やまちづくり団体、行政などの役割が与えられ、それぞれの達成目標をクリアするために、資金や人材を活用してミッションの達成を目指していくもの。それぞれの活動の結果、人口や経済、環境、くらしの4つのパラメーターが増減し、様々な主体の活動がどのようにまちづくりに影響を及ぼすかを体験できます。参加者は、資金や人材の不足、手持ちのミッションと達成条件の不一致などをほかのチームと対話や交換、協力をしながら解消し、様々なミッションを達成していきました。1時間ほどゲームを行い、最後にグループ内でやってみた感想を共有しました。
小杉先生は、「結果がどうなったより、ゲームを通して、どういった行動が人口や環境に影響を与えるのかを考えてください」と解説。さらに「ゲームを進めていく上で重要なのは対話です。今回のように、行政や企業、市民など様々な人が対話をすることが、地方創生やSDGsを進める上では重要となります」と総括しました。参加者からは、「人口のパラメーターが少なくなるとできなくなるミッションもあり、現実と同じだと感じました。人口が減少する前にやっておくべきことがあるのではと実感しました」や、「行政には、民間が何をしようとしているのかを考えて必要な協力をすることが求められていると感じました」といった感想が出されました。
企業行政SDGs研修1企業行政SDGs研修2企業行政SDGs研修3
企業行政SDGs研修4企業行政SDGs研修5企業行政SDGs研修6

3月7日(木曜日)横地小学校3年生が「しいたけ菌」の植菌体験を行いました

3月7日、横地城跡駐車場で横地小学校児童14人が「しいたけ菌」の植菌体験を行いました。同校の3年生が毎年行っている恒例行事。同地区内にある国指定史跡「横地城」の管理を行っている横地城跡運営協議会のメンバー7人の指導の下、横地城跡の管理で発生した「こなら」の間伐材を使用した、しいたけ菌の植え付けに挑戦しました。
はじめに、同会のメンバーが、シイタケの作り方と作業に使う電動ドリルとかなづちの安全な使い方を説明しました。「しいたけは、原木に『駒』と呼ばれる菌が含まれた木片を打ち込んで、夏の間太陽の当たらない湿った場所に置いておくと、原木から生えてきます」と説明すると、児童たちは驚いた様子で聞いていました。
説明を聞いた後、児童は4つのグループに分かれ、およそ1メートルの長さに切られたこならの丸太に、電動ドリルで丁寧に穴を開けていきました。1本に10個程の穴を開けた後、かなづちを使ってしいたけの駒を穴に打ち込んでいきました。児童たちは夢中になって作業を行い、1時間30分で50本以上の「ほだ木」ができ上がりました。でき上がったほだ木は、児童が1人1本ずつ持って帰り、残りは同協議会が育て、11月に開催される「横地地区センターまつり」で販売し、売り上げを横地城の管理費用に充てる予定です。
手際よく作業を行っていた中村まといさんは、「駒を原木に打ち込む作業が楽しかったです。しいたけができたら、焼いてバターで食べたいです」と話しました。同協議会の鈴木勝章代表は、「子どもたちに、間伐材を地域で上手に使っていることを知ってもらえてよかったです。しいたけがどうやってできるのか、体験してみないとわからないこともあると思いますので、今後もこの活動を続けていきたいです」と話しました。
横地小しいたけの菌植え1横地小しいたけの菌植え2横地小しいたけの菌植え3
横地小しいたけの菌植え4横地小しいたけの菌植え5横地小しいたけの菌植え6

3月4日(月曜日)交通安全入学お祝い品贈呈式が開催されました

3月4日、中央公民館で交通安全の入学お祝い品贈呈式が開催されました。新入学児童の交通事故防止を目的に毎年開催されているもの。入学のお祝い品として、4月から市内の小学校に入学する児童404人分の「交通標識れんらく袋」と、交通安全のルールを掲載している冊子「おはなしこうつうあんぜん」が、交通安全協会菊川地区支部の藤沢照夫(てるお)支部長と、菊川警察署の竹下貢署長から松本嘉男教育長に手渡されました。藤沢支部長は、「新入学児童が、6年間安全に登下校ができるよう、このお祝い品でぜひ交通知識を身につけてほしいです」と話し、松本教育長は、「有効に使わせてもらいます。今後も交通安全から子ども達を見守る活動に支援と協力をお願いします」と感謝を伝えました。
お祝い品は、入学式当日に児童へ配布される予定です。
交通安全1交通安全2交通安全3

3月2・3日(土・日曜日)「SHIZUOKAoutsideFestival2024」が開催されました

3月2日と3日、菊川運動公園で「SHIZUOKAoutsideFestival2024」が開催されました。市商工会青年部を中心とする実行委員会が企画し運営するもの。全国各地のアウトドアイベントに関わるアウトドア専門集団「TEAMoutside」が協力し、キャンプや登山関連だけでなく、スポーツや釣り、車やバイク、ガーデニングなど「外で楽しむ」をコンセプトにした幅広い分野から101の出展者が、地域企業を中心に全国から会場に集まりました。「TEAMoutside」が協力し開催するイベントは県内で初。市内外から集まった多くの来場者が、企業の出展や体験アクティビティで良く晴れた早春の「外」を楽しみました。
会場は、Aエリア「大物展示・ショップ」、Bエリア「多様なショップ」、Cエリア「ワークショップ・体験」、Dエリア「飲食店・キッチンカー」の4つのエリアで構成。AエリアとBエリアでは、地元企業から大手企業までが車やキャンプ用品の自社製品を展示したり、地場産品やハンドメイド作品を販売したりするなど、自社の製品や地域の産業を来場者にPRしました。Cエリアでは、ボルダリングやアスレチック、電動一輪車など屋外アクティビティが体験できるブースや、サンドアートやキャンドルなどのワークショップに参加できるブースが設置され、訪れた子どもたちは、普段なかなか目にすることのないアクティビティを、夢中で楽しんでいました。Dエリアでは、多くのキッチンカーや露店が出店し、来場者はアクティビティを楽しんだ後に、青空のもとお昼ご飯を堪能していました。
商工会青年部長で本イベントの実行委員長である橋本健治さんは、「地域を盛り上げるため、すべての人がわくわくし、笑顔と元気になれるイベント企画したいと考え、本イベントを開催しました。商工会の青年部が主催する事業は今回が初めてです。今回のようなイベントを恒例化させ、菊川市の商工観光流動人口を増やす一助にできることを望んでいます」と話しました。
アウトドア5アウトドア4アウトドア3
アウトドア2アウトドア1アウトドア6

3月1日(金曜日)生涯学習推進員研修会を開催しました

3月1日、中央公民館多目的ホールで生涯学習推進員研修会が行われ、市内の生涯学習推進員およそ60人が参加しました。市教育委員会が、生涯学習推進員の役割を知ってもらうとともに、生涯学習を行うことの意義を学び、各地区の生涯学習活動に活かしてもらうことを目的に毎年開催しているもの。今年は、静岡県地域づくりアドバイザーの小田圭介氏を講師に招き、「地域づくりの土台づくりという視点」と題して講演を行いました。
小田氏は、裾野市東地区おやじの会で「何にも(なんにも)しない合宿」を主催しています。合宿だから何かをやらなきゃいけないという考えをやめて、子どもたちに自由に過ごしてもらうことで、主催者の負担を軽減しながら、子どもたちと知り合う活動を継続して実施。この経験から「地域で不足しているのは、住民同士のつながりである」と話しました。また、消防団員が講師を務めるスポーツ教室などの活動を通して、地域の大人が地域の子どもたちと積極的に関わることの大切さを説明。「将来、地域に関わる人材を増やすためには、小・中学生の頃から関りを持って、地域に対して愛着を持ってもらうことが重要。子どもたちが地域に愛着を持ってくれたら、将来、その子どもは地域の活動に必ず関わってくれます」と話しました。小田さんの地域を想う熱意ある講演に、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
質疑応答では、参加者から「地域の中にある色んな会を無くしていく方向で話が進んでいます。小田さんの話を聞いて、小さな集まりから始めることができるのではと感じました」といった感想が寄せられ、小田さんは、「集まることはとても大切。ただの飲み会でもいいので地域の人が集まって雑談することから始めてみてください」と応援しました。
生涯学習推進員研修1生涯学習推進員研修2生涯学習推進員研修3

3月1日(金曜日)おせっかいの会から寄附金が贈呈されました

3月1日、市民グループ「元気サロンおせっかいの会」から市社会福祉協議会へ寄附金が贈呈されました。この寄附金は、同グループの取り組みの1つである野菜福祉募金で集めたものです。
同グループは、地域の遊休農地で会員が育てた野菜や、家庭菜園の余剰野菜を販売し、購入者が代金の代わりに併設の募金箱へ収めたお金を募金に充当する「野菜福祉募金」を実施。社会奉仕活動の一環として、同協議会へ寄附されました。今回は、野菜福祉募金の収益5万円と不織布三層大人用マスク6,000枚が贈られました。
同会会員の猪又猛さんは、「多くの人の協力によって集まった野菜福祉募金を、困窮家庭への支援や災害時に避難所で活用してください」と話しました。
同協議会の大橋眞佐美会長は、「野菜作りの労力を惜しまず、福祉募金を寄贈していただきありがとうございます。いただいた寄附金は地域福祉に活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。
きふ3きふ2きふ1

よくある質問と回答

フィードバック

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?