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更新日:2023年3月20日
菊川市では、市が実施する事務や事業から発生する温室効果ガスを削減するため、2008年に「菊川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を策定し、2012年度には2006年度比3.1%の削減となり目標の2%削減を達成しました。2013年には、「第2次菊川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を策定し、菊川市立総合病院のESCO事業などの取り組みの結果、2016年度には2011年度比19%の削減となり目標の5%削減を達成しました。
2018年度からは「第3次菊川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」により、2030年度までに2013年度比40%削減を目標に取り組んでいるところですが、2020年の日本の「カーボンニュートラル宣言」を始めとした国の関連計画の改正に合わせ2022年度に計画の見直しを行いました。
2013年度を基準年度として、2023年度から2030年度の間に、市内すべての公共施設から排出される温室効果ガスを46%削減する計画です。また2050年度には温室効果ガス排出量を実質ゼロとする長期目標を掲げています。
第3次菊川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)【後期実行計画】(PDF:2,895KB)
第3次菊川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)【後期実行計画】(概要版)(PDF:532KB)
令和3年度温室効果ガスの排出量:6,268t-CO2(平成28年度比6.34%減)
R3排出量 (t-CO2) |
H28排出量 (t-CO2) |
比較(%) |
6,268t-CO2 |
6,692t-CO2 |
-6.34% |
菊川市では、令和5年度に「第1次菊川市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の策定を目指しています。地域の自然的・社会的条件に応じた温室効果ガス削減の計画を定めます。
計画策定に先立ち、市民、事業所、市職員の約20名で計3回のワークショップを開催し、行政だけではなく、地域の意見を取り入れた計画を策定していきたいと考えています。
令和4年12月8日に、第1回市民ワークショップを開催しました。環境省地域適応推進専門官の川原博満様を講師としてお招きし、勉強会を行いました。世界・日本・静岡県の気候変動による影響の現状認識、行政・企業・国民ができる地球温暖化対策について学びました。
「地球温暖化から気候危機へ〜急がれる気候変動への対策〜」
参加者からは「わかりやすく勉強になった」「気候変動への危機感を改めて感じた」「今後のワークショップに活かしたい」「20年前から進捗がない」「具体的な施策への展開は難しい」「技術革新に頼らざるを得ないのでは」などの意見がありました。今後は、令和5年1月に第2回ワークショップを予定し、自分たちにできる地球温暖化対策について考えていきます。
令和5年1月19日に、第2回ワークショップを開催しました。参加者18名、4グループに分かれ、地球温暖化について気になること、考えていること、課題などの意見をざっくばらんに出しあい、グルーピング作業を経て、発表を行いました。
「異常気象が増え、四季を感じにくくなった」「オール電化とガスってどちらが良いの?」「蓄電池ってどうなの?」「温暖化に牛のゲップが関係しているの?」「自分事として気候変動に立ち向かわなければならない」「1人だけ行動しても何も起こらない気がしてしまう」「電気自動車ってそろそろ買った方が良いのかな」など、他にも様々な意見が集まりました。
3回目では、今回出た意見を踏まえ、自分たちにできることや解決策について考えていきます。
令和5年2月9日に、第3回ワークショップを開催しました。参加者19名、計4グループに分かれてグループワークを行いました。
前回出た課題を踏まえながら、「地球温暖化を防止する、または対応していくためにはどうしたらいいか」を議題に、対応策について考え、意見を出し合いました。
活発な意見交換が行われました。
グループごとに発表。
各グループ3つの対応策を発表し、投票を行いました。
対応策と投票結果についてはこちらでご確認いただけます。(PDF:147KB)
令和5年度中の策定に向けて、今回のワークショップで出たご意見を参考に、
計画策定及び施策の推進に取り組んで参ります。
ワークショップを通じての参加者のご意見とご感想はこちらからご覧いただけます。(PDF:149KB)
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