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更新日:2023年11月10日
本構想は、駅北地域のポテンシャルを検証し、基本的なまちづくりの方向性を定めていくための第一歩として策定したもので、実現に向けて検討を進めています。従って、現段階で実施を決定したものではありません。
人口減少が深刻化するなか、「住んでよかった、住み続けたい」と思われるまちであるためには、人を惹きつける魅力があり、ここに住む市民がいきいきと安定的に暮らせるまちであることが重要です。
近年は、全国の自治体が移住・定住施策など「選ばれるまち」を目指して様々な取り組みを実施しています。そのなかで、住宅や道路、緑地、公共交通などの社会基盤が整備された良好な住環境は、重要な施策のひとつとして求められています。
本市の「第2次菊川市総合計画」の基本目標「快適な環境で安心して暮らせるまち」でも、市が持つポテンシャルを活かし、豊かな自然と良好な住環境が共存した、快適で安心して暮らせるまちを目指すとしており、まちの魅力を向上させるまちづくりの施策が必要となっています。
近年、菊川駅北側は、都市計画道路朝日線のJRアンダーパス開通、商業施設の開業、住宅地の開発などが行われ、賑わいを見せています。さらなる民間開発事業が進められており、この地域がさらに発展していくものと考えられます。
このような状況を踏まえ、市のまちづくりや国のまちづくり、駅北地域の将来のあり方を考慮し、駅北側地域のポテンシャルを活かしたまちづくりが進められるよう、基本的なまちづくりの方向性を定めていくための第一歩として、菊川駅北整備構想を策定しました。
JR東海道線本線北側の一定のエリアを対象に、下記のとおり調査を実施しました。また、各項目において、庁内会議による方針検討を実施しました。
(1)駅北地域の現状分析
(2)近年のまちづくりの潮流
(3)「駅北構想(仮)」の方向性の整理
(4)都市機能間連携および駅北構想図の検討
(5)将来像案、基本方針案、ゾーニング案の検証
(6)将来像、基本方針、ゾーニングの策定
(7)今後の進め方
菊川駅周辺のまちづくりにどう感じ、何を期待するのか。また、駅の利用実態について把握し、駅北整備の必要性と方向性を検証するため、市内在住の18歳以上の2,000人を対象にアンケート調査を実施しました。
駅北構想案の実現性を図るため、住宅メーカーやマンション、ゼネコンなどの開発業者、社会福祉法人や学校法人、金融機関などに対してヒアリングを実施しました。事業、開発を行っている企業の意見を聴取し、駅北地域の環境や市場性などについて確認しました。
さまざまな分野の市民20人に参加いただき、駅北整備構想ワークショップを全2回開催しました。1回目は、市民の視点から見た、駅北地域のまちづくりのアイデア、構想案に対する改善点のアイデアを聴取し、2回目は、ゾーニング案の更なる改善案を作成するための意見を求めました。
※このゾーニング(案)は構想の図であり、計画が決定しているものではありません。
南北の均衡ある発展を図るために、駅北口と南北自由通路を最も重要な施設と位置付けています。
また、北口開設に合わせて、駅の利便性向上のために、バスやタクシーの停留所など、交通施設としての駅前広場の整備を進めます。
民間開発や地域の協力などを得ながら、住環境整備と宅地化の誘導を進めるゾーンとしています。
駅周辺という立地ポテンシャルを活かし、戸建て住宅を中心とした大規模住宅開発のゾーンに位置づけています。
令和4年10月1日に、地権者の有志で「駅北まちづくり研究会」を立ち上げ、より良いまちづくりを進めていけるよう検討しています。
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