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更新日:2025年3月3日
先の読めないイノベーション時代には、学校で教わる基礎知識の他に、家庭や地域での社会的な教育の重要度が増しています。そこで、農業という文化から科学、そして広く社会を学べる環境に恵まれた菊川市で、市内児童・生徒だけでなく、首都圏の児童・生徒を対象に、農業を軸とした学校や家庭では得られない体験プログラムを提供し、地域の将来を担う人材の育成を図ります。また、首都圏からの参加親子が、地域住民とのふれあい等を通じて、菊川市を第2のふるさととして認知、訪問することで、交流人口の拡大を図ります。
菊川市の主産業である茶業の活性化と農業を通じた地域の小中学生の人材育成を目指し、小中学生によるハーブの栽培、ハーブティーの商品開発、販売開拓など、子どもたちが主体となり経営を行っています。
今後は株式会社JTBの営業ネットワーク、株式会社エムスクエア・ラボの農業情報システム、アクトインディ株式会社のインターネットサービスのノウハウを活かし、「ジュニアビレッジ」の取り組みを全国に順次拡大し、農業を通じて地域の小中学生の成長を支援し、地域イノベーター人材育成事業の多拠点展開を進めていきます。
平成28年度から本市において農業を軸とした学習プログラムにより、小・中学生の「生き抜く力」を育むことを目的にスタートした菊川市農学芸スクール事業。市内及び近隣市町の児童・生徒を対象とした菊川ジュニアビレッジでは、生産から商品企画、販売まで、年間を通じて農業ビジネスにチャレンジしてきました。
これまで、地方創生加速化交付金、地方創生推進交付金を活用し、教育プログラム(アグリアーツ)を仕組化し、平成31年度以降の自立的かつ持続的な運営への移行をするため、地域住民や高校生、大学生等、活動や運営を支援するボランティアを確保するとともに、農業ビジネスの自走化や販売方法の確立など、自主財源の確保について検討し、地域で運営する体制の構築を進めてきました。
そして、平成30年7月、アグリアーツ推進事務局を株式会社JTB、株式会社エムスクエア・ラボ、アクトインディ株式会社の3社共同出資により、「グローカルデザインスクール株式会社」を設立しました。
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