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更新日:2012年1月13日

栗の実が1年に3度実るので、「三度栗」と呼ばれる栗の木が遠江の各所にあり、そのことが不思議なので昔から“遠州の七不思議”の1つに数えられています。
昔のこと、秋のある日に菊川市の三沢の村へ、弘法大師が巡ってきました。そのとき村の子どもたちが4、5人、山で拾ってきた栗の実を、うまそうに食べていました。
大師はそれを見ると、「私にも1つくれんかの」と言い、子どもたちも素直に「はいどうぞ」と、ごろごろっと大師の掌の上にのせました。「これはこれは、よい子じゃな」と大師はいっしょになってうまそうに食べ、「このお礼に、これからこの村に、栗が1年に3度なるようにしてあげよう」と言って、子どもたちの頭を撫でました。
それから、この三沢には、1年に3度栗が実るようになりました。(「菊川むかしばなし」より)
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