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更新日:2023年3月15日
読み方 | ちょうかいじにおうもん |
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指定 | 市指定文化財 |
種別 | 建造物 |
所在地 | 潮海寺2669番地 |
指定年月日 | 昭和35年2月23日 |
廣厳城山潮海寺は、真言宗の寺院です。宝亀十一年(780年)に寺坊が開かれたといわれています。、「後拾遺往生伝」という古文書には、平安時代中期の寛治年間(1087年から1093年)の潮海寺にいたお坊さんに関する記載があり、この時代には寺がこの地にあったと考えられます。開山以来の住職は不明で、境内は戦国時代に消失したと伝えられおり、その後横須賀城主大須賀康高らの帰依によって再興されました。
建物のうち、元禄七年(1694年)に薬師本堂が、宝永二年(1705年)には仁王門が建立されたという記録が残っています。薬師本堂は明治五年(1872年)に大雨により倒壊しましたが、明治十一年(1878年)に現在の本堂が建立されています。
市指定文化財に指定されている仁王門は、木造寄棟造の八脚門です。主に松が使われた簡素な構造で、以前は桟瓦葺でしたが、平成二年(1990年)の保存修理工事の際に銅板葺に改修されています。
また3年に一度行われる「潮海寺祇園祭り」の御神坂下り、御神坂上りでは、多くの見物客が仁王門周辺に集まります。
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