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更新日:2024年2月19日
2月25日、奥横地公民館で「第2回昔を知ろう集会見て聞いて展示会2024」が開催されました。この催しは、地域の子どもから若者、お年寄りまでが世代間の垣根を越えて交流することを目的に、奥横地自治会の有志が企画したもの。前回の第1回目の開催からおよそ10年が経過したことから、久しぶりに開催されました。
はじめに、地元の横地小学校に通う小学6年生4人が、自分の興味のあることについて調べたことを1人ずつ発表しました。児童が熱心に調べたことをスライドで説明していくと、来場者からは感心の声がもれました。
次に、「悲惨な戦争体験(静岡空襲)」と題して、地域の古老、福嶋勲さんが自身の戦争体験を語りました。福嶋さんは、日本が国際連合を脱退してから、静岡空襲が起こるまでのでき事を解説。自身が小学生の頃に書いた書き初め「進め日の丸」と「伸行く大陸」を見せながら「当時は子どもにもこういった字を書かせて、軍国教育をしていました」と話しました。また、静岡空襲当日の様子について、「照明弾が煌々と焚かれて、真昼のように明るくなりました。焼夷弾が目の前に落ちてくるのを見て、身を隠せる場所を探しました。内堀の中に小さな洲があったので、そこに入れてもらい、小さくなっていました。夜が明けるまで、生きた心地がしませんでした。夜が明けたころ、堀から上がって辺りを見ると、一面焼け野原で何も残っていませんでした」と、当時の状況を克明に語りました。最後に、「戦争とは本当にバカバカしいことをやったと思います。国同士のただの意地の張り合いです。戦争がもう起きないと思って死にたいのですが、ウクライナやイスラエルの状況を見るとそうはならないかもしれない。平和な世界になるようぜひ、みなさんにお願いします」と来場者に語りかけました。
会が終わったあと、お汁粉とお菓子がふるまわれ、来場者は、今日の発表のことや戦争のこと、地域のことなどいろいろな話題で盛り上がり、会話に花を咲かせていました。
このほかにも、公民館内には昭和の公衆電話やタイプライター、縄編み機や唐箕などの昔の道具が展示され、子どもたちが珍しそうに触っていました。また、横地地区の昔の写真が掲示され、写真を見た人たちが、思い出を語り合っていました。
実行委員会の鈴木勝章会長は、「久しぶりの開催でどのくらいの人が来てくれるかと心配しましたが、大勢の人に集まってもらえてうれしいです」と話しました。
2月23日から3月3日まで、菊川文庫2階展示室で第9回菊川絵画展が開催されています。
菊川市や掛川市の絵画愛好家で構成される絵画団体「緑会」と「やよい会」が毎年開催している合同展で、会場には油絵や水彩画、アクリル画など48点が展示されています。
両グループでは、月に数回、会員同士で集まってお互いの作品を見せ合い切磋琢磨しながら制作を行っています。旅先の風景や身近な人物などをモチーフにしたものから、抽象画、ギターのボディに描かれたものまで、個性豊かな作品が並べられています。
マジックペンやマーカーで描いた色鮮やかなカエルの絵を出展した小林秀國さんは、「昨年の展示会を見て、楽しそうだなぁと思って入会しました。お互いに作品を見せ合って刺激を受けながら楽しく創作をしています。メンバーがそれぞれ思い思いに描いている作品です。作者の個性を楽しんでもらえたら嬉しいです」と話しました。
【第9回菊川絵画展】
■日時:2月23日(金・祝)~3月3日(日曜日)午前10時~午後4時※最終日は午後3時まで
■会場:菊川文庫2階展示室
■入場料:無料
2月22日、令和5年度きくがわ医療・介護連携多職種研修会が開催されました。地域包括ケアシステムの深化・推進を目指し、医療機関、介護事業所などの専門職の人を対象に毎年開催しています。この日は市内で業務を行う、医療・介護の専門職およそ120人が参加し、菊川の医療・介護のあるべき姿について、意見交換を行いました。はじめに、菊川市家庭医療センターの松田真和センター長が「いま、改めて、菊川の連携を⾒直す!」と題して講話をしました。松田センター長は、桃太郎のお話を例に多職種連携の必要性を説明。「桃太郎のお供の犬、猿、キジは、鬼との戦いでそれぞれが得意なことで立ち向かいました。多職種連携もまさにそれで、共通の目的に向かってそれぞれが強みを発揮して連携することで、良い成果を得ることができます」と、多職種で連携することの重要性を話しました。また、多職種連携を実現するためには、「顔の見える関係づくり」が重要であることを説明。「日頃から連携を深めることで、相手の顔やその先にある医療技術の腕や心も見える関係を作ることができれば、信頼して患者さんを任せることができるようになります」と強調しました。
その後、参加者は、同じ職種同士で4~6人のグループを作り、仕事をする上で困ったことや良かった事例などを共有しました。次に、グループを異なる職種同士の5~6人に作り替えて、「菊川での多職種連携の強みと発展」をテーマに意見交換を行い、参加者同士でお互いの職種に関する理解を深めました。どのグループでも活発な意見交換が行われ、時折笑い声が聞こえるなど、お互いにリラックスした雰囲気でおよそ40分間意見交換を行いました。
参加者からは、「患者さんが自宅から施設へ行くときに、お互いに連携していればスムーズにできると感じました」や「菊川の多職種連携の強みは、病院が積極的に医療介護の連携に関わっているなど、それぞれの職種の距離感が近いことだと感じました。あかっちクリニックの存在で連携が深まっていると感じる一方で、障がいのある人などの支援では課題があると感じました」と感想が発表されました。
2月22日、国指定重要文化財「黒田家住宅」で「代官屋敷竹あかり展」が開催されました。梅まつりの会場となっている黒田家住宅を竹灯籠の灯りでライトアップすることで、市の新たな観光資源にならないかと、2年ほど前から実行委員会が実施しているもの。市内を中心に竹灯籠の制作や展示の活動を行う市民活動団体たねあかりと市観光協会が協力し、竹灯籠およそ400本を黒田家住宅のシンボルである長屋門の前や梅の花が咲き誇る庭園内に並べました。
初日のこの日は日中に雨が降っていた影響もあり、昨年よりは人手が少ないものの、およそ150人が来場。竹灯籠の温かな光に照らされ、昼間とは違った姿を見せる黒田家住宅の庭園を散策したり、写真を撮ったりして楽しんでいました。長屋門の前では、小笠北小学校6年生が制作した「卒業記念竹灯籠」が並べられ、かわいらしい図柄が掘られた作品が、来場者を出迎えました。自分の作品を見に訪れた小笠北小学校6年生の女子児童は、「自分の作品がきれいに飾ってもらえてうれしかったです」と話しました。
2月20日、菊川保育園園児が味噌作りに挑戦しました。子どもたちが食への興味や関心を持ってもらうことを目的に毎年開催。年中児21人が、JA遠州夢咲菊川地区女性部「ちゃこちゃん味噌加工グループ」4人から味噌の作り方を学びました。
同グループ代表の沖野友美子(ゆみこ)さんから、味噌に使われている食材や作り方などが説明された後、味噌作りを開始。園児は、同グループの部員に教わりながら、やわらかく煮た地元産の大豆と3日間発酵させた地元産の米を使った米麹、塩を混ぜ合わせた後、ミンチ機にかけ混ぜ合わせました。その後、園児は、ミンチ機にかけたものを丸めて、樽の味噌の中の空気を抜くために、勢いよく樽の中へ投げつけました。同メンバーは、園児が投げ入れた味噌を手で押しながら、しきつめていきました。
園児たちは、「おにぎりみたい」「いい匂いがした」「触ると気持ちがよかった」「丸くして投げるのが楽しい」と話しました。沖野さんは、「子どもたちに味噌がどのようにできているか知ってもらえたたり、味噌づくりをした記憶が少しでも覚えていてくれたりしたらうれしいです。家で美味しい味噌汁を飲んでほしいですね」と話してくれました。
今回作った味噌は、熟成させた後、園児が育てた野菜を入れた味噌汁に使われる予定です。
2月18日、文化会館アエル小ホールで「防災講演会~今だからこそしっかりと知っておきたい~」が開催されました。市民が自分自身や地域の防災について考えるきっかけにしてもらおうと、ふじのくに防災士菊川市委員会が毎年開催しているもの。今年は、阪神淡路大震災で被災体験を語る活動をしている「語り部KOBE1995」の長谷川元気代表と柴田大輔さんを講師に迎え、市内外から訪れたおよそ130人が、震災の経験やその教訓を聞き、防災について考えました。「語り部KOBE1995」は、阪神淡路大震災を実際に経験したメンバーが直接体験したことを語り、体験から得た知識や知恵を被災者の立場から伝えています。また、被災地への支援活動も行っています。
はじめに、阪神淡路大震災当時、小学1年生で現在は地元の消防団で分団長を務めている柴田さんが登壇。家が倒壊・全焼し、弟2人を亡くした当時の状況や震災後の心情、生き延びた家族の様子などを生々しく語りました。柴田さんは、「いつどこで起こるかわからない震災に備え防災訓練を行うことや日頃から地域とのつながりを持つことが大切です。大震災が起きるとすぐには助けに来てもらえないことから、家具の固定など自分の命は自分で守ることをしてください」と訴えました。
続いて、同グループの代表で小学校の特別支援学級の先生をしている長谷川さんが登壇。当時小学2年生のときに自宅が全壊し母と弟を亡くした当時の状況や心情、家族に対しての思いを話しました。長谷川さんは、「被災した直後は、校庭の隅で泣いているばかりの私でしたが、寄り添って励ましてくれた担任の先生のような先生に、私もなりたいという夢を持ちました。夢は、目標になり生きていく力になります。また、大切な人が震災で突然いなくなることがあります。自分の周りにいてくれる大切な人に感謝の気持ちなどを常に伝えておくことが大切です」と話すと、来場者は真剣な表情で聞いていました。
子どもと一緒に参加した女性は、「大切な家族を守るために、震災に備え家具の固定や備蓄品の準備をしたいと思いました」と話しました。
2月18日、おがさセントラルパークで「おいしい肉の日」in菊川「第2回畜産フェア」が開催されました。小笠食肉センター周辺の地域振興を目的に、静岡県経済産業部農業局畜産振興課が開催したもの。10月に「第1回畜産フェア」が行われ、今回は2回目の開催でした。
会場には県内畜産農家やJA遠州夢咲、静岡県、菊川市内特産品等販売店などが出店する29のブースが設けられ、訪れた人は牛肉や豚肉、卵や市内の特産品などの買い物をして楽しんでいました。
2月18日、小笠体育館で令和5年度菊川市ペタボード交流会が開催されました。老若男女が気軽に楽しめるニュースポーツの一つである「ペタボード」の普及や市民の健康づくりなどを目的に市が主催したもの。家族や友だち、夫婦など52人19チームが参加し、仲間とともに楽しく競技に親しみました。
「ペタボード」は静岡県発祥の屋内スポーツで、「ディスク」と呼ばれるプラスチック製の円盤6個を「キュー」と呼ばれるスティックを使って押し出し、青い「ビュット」と呼ばれる的にどれだけ近く寄せられたかで得点を競う競技。冬に行われる「カーリング」に似ており、激しい動きを必要としないため、誰でも簡単にプレーすることができます。
参加者たちは、ルールや競技説明を受けた後、4つのブロックに分かれ競技を行いました。初めてペタボードをやる参加者もいる中、家族や友だちからアドバイスをもらいながら笑顔で競技を行い、ナイスショットが出ると「やった!」「すごい!」と声を出して喜び合い、ペタボードを通しての交流を楽しみました。
家族3人で参加した山本斗星(とうせい)さんは、「楽しい!昨年も参加して優勝したから、今年も優勝したいです」と意気込みを話し、会社の仲間で参加した明治安田生命保険相互会社の6人は、「ペタボートは楽しいし、自分たちの健康にもいいので参加して良かったです」と話しました。
2月18日、尾花運動公園で、加茂地区コミュニティ協議会主催の「ふれ愛スポーツ大会」が開催されました。同協会は、「ふれ愛スポーツ大会」を毎年行っています。
同大会は、ウォーキングとグラウンドゴルフの2つの種目を同時開催するスポーツイベントで、住民同士の健康増進と交流を目的に開催している交流行事。新型コロナウイルス感染症の影響や雨天で数年中止となっており、今年は4年ぶりに開催となりました。久々の開催に、子どもからお年寄りまでおよそ200人が、ウォーキングやグラウンドゴルフを楽しみながら親睦を深めました。
同協会の長坂節夫会長は、「ケガはしないように気をつけながら、めいいっぱい体を動かして、スポーツを楽しみましょう」と呼びかけ、全員で準備運動をしました。
ウォーキング大会は、「元気コース」およそ5kmや「ゆっくりコース」およそ4.5kmの2つのコースが選べて、参加者は、自分の体力にあったコースを選び歩きました。
グラウンドゴルフ大会では、8ホール4コースが用意され、個人32ラウンドの合計スコアで順位を競い合いました。
大会はお昼頃まで続き、参加者は、春の訪れを感じる気候の中、気持ちのいい汗をかきました。
2月16日、河城小学校で能登半島地震被災地支援のための募金を集めたことから、菊川市を通じて被災地に届けてもらおうと、同校で受け渡し式が行われました。
同校の運営委員会に所属する児童6人が中心となって、能登半島地震で被災された人々を支援するため、1月からおよそ1カ月間、参観会に参加した保護者に募金を呼び掛けたり、放課後に靴箱の前で児童や教員に募金を呼びかけたりするなどの募金活動を実施。集まった募金6万3,248円が入った紙袋が、代表児童から原田修一副市長へ手渡されました。
児童代表の浅井ゆき乃(ゆきの・小6)さんと斎藤結衣(ゆい・小6)さんは、「地震で被災した様子をニュースで見て、自分たちでも被災した人の役に立てることはないかと考え募金をはじめました。被災地の皆さんは大変だと思いますが、もとの生活に早く戻れるように願っています。がんばってください」と話してくれました。
募金を受け取った原田副市長は、「皆さんの気持ちがこもっているせいか、募金箱がとても重たく感じます。石川県では家が倒れたりして大変な思いをしている人が大勢いるので、お預かりした募金は被災者の皆さんに役立つよう、しっかりと被災地に届けます。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
2月16日、菊川警察署でスズキ株式会社から菊川警察署管内防犯協会への防犯車両贈呈式が行われ、関係者らおよそ20人が参加しました。寄贈された車両は、同社の軽自動車「ワゴンRハイブリッド」で、青色回転灯や拡声器など、防犯パトロールに必要な装備が備わっています。
贈呈式では、スズキ株式会社の加藤祐輔人材開発本部長から公益財団法人静岡県防犯協会連合会の渡邊伸一専務理事に大きなレプリカキーが贈られ、同連合会の会長である静岡県知事からの感謝状が加藤本部長へ手渡されました。
加藤本部長は、「静岡県内の犯罪件数は増加傾向であると報道等で耳にしています。この車両で街中をたくさん走っていただき、地域の防犯に存分に役立ててください」とあいさつしました。渡邊専務は、「犯罪の抑止に最も効果的なことは『見せる防犯』です。そのために今回の車両は欠かせません。市民のために活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。また、菊川警察署管内防犯協会の会長を務める長谷川寬彦市長は、「フル装備の素晴らしい車両をありがとうございます。市民の安全安心を守るために使わせていただきます。感謝です」とお礼の言葉を述べました。
この車両は、防犯活動の中心となる青色回転灯防犯パトロールの他、特殊詐欺被害防止の防犯キャンペーンなど、さまざまな場面で活躍し、地域の防犯活動の支えとなってもらいます。
2月14日、中央公民館多目的ホールで「地理的表示(GI)保護制度を活用した産地ブランド戦略講演会」が開催されました。茶業協会が市内の茶農家やJA職員などの関係者を対象に開催したもの。「深蒸し菊川茶」のGI登録に伴い、今後それをどのように周知し、活用していくかなどについて、農学博士の東京大学大学院教授香坂玲氏を講師に招き会場とオンラインでおよそ100人がGI制度のことを学びました。
はじめに、主催者である茶業協会会長の長谷川寬彦市長があいさつ。「昨年1年間の菊川市のニュースを市民にアンケートしたところ、深蒸し菊川茶のGI登録が5位になりました。市民の関心も高いと思います。また、GIは、海外では非常に価値のあるものです。本日の講演を機に、茶業協会と関係者、行政が一枚岩となり、本市の強みを活かした菊川茶の生産と販売拡大に取り組んでいただくようご協力をお願いします」と呼び掛けました。
次に、農林水産省輸出・国際局地理的表示保護推進室長の氷熊光太郎氏がオンラインであいさつ。「GIは登録がゴールではなくてスタートです。菊川市では登録をきっかけに海外展開をやろうとしているなど、非常に心強いです。コロナ禍が終わり、インバウンドの需要が回復してきたところで、海外の人が求めているのがその土地ならではの食です。GIの表示はそういった人たちに受け入れられるものだと思っています。ブランド化をする中で観光や宿泊など様々な分野とGIを掛け算して地域の魅力を高めてください」と期待を寄せました。
講演では、香坂教授がGI制度の概要や国内外の事例を紹介。GIは地域の産品を行政が保護することでブランドが守られることなどGIの強みをわかりやすく解説しました。また、GIに期待される効果として、社会的信用や経済の活性化だけでなく、その地域の文化や景観、生物多様性まで保護することに繋がることを説明しました。
香坂教授は「消費者は、その土地ならではの本物の食を求めています。GIはそうしたニーズを守りながら、地域の多様な産品を保護することにもつながります。その中でも、菊川市は世界農業遺産である静岡の茶草場農法と連携している点が珍しいので、これからぜひGIを活用していってください」と呼び掛けました。
2月11日、文化会館アエル小ホールで令和5年度菊川市社会福祉大会が開催されました。豊かな福祉社会の実現に向けて決意を新たにするとともに、多年にわたり社会福祉の発展に功績のある団体や個人に感謝の意を表するものとして、市社会福祉協議会が毎年開催しています。200人以上の市民が参加。ボランティア団体や福祉団体の関係者などおよそ30人が出席し、福祉の向上に貢献した個人や団体が表彰されました。
同会会長表彰に個人22人、静岡県共同募金会会長感謝状贈呈に2団体が選出され、これまでの活動に敬意を表し、同会の大橋眞佐美(まさみ)会長から賞状が手渡されました。
また、杉山茂理事が「大会宣言(案)」を読み上げ、「市民総参加と自助と協働によるバランスのとれた地域福祉の推進」「安心していきいき暮らせるまちづくりの推進」「地域福祉の中核となる社会福祉協議会活動の発展・強化・充実」を宣言すると、会場からは宣言承認の拍手が沸き起こりました。
大会終了後には、テレビ静岡の「テレビ寺子屋」の公開収録も行われ、フリーアナウンサーの笠井信輔氏が登壇。自身の経験を踏まえたがん治療や医療についてなど、2つのテーマで講演いただきました。
講演の模様は、後日、テレビ静岡の「テレビ寺子屋」で放送されます。
会場では、耳の不自由な人に向けて手話や要約筆記が行われたほか、常葉大学附属菊川高校の生徒2人が司会を担当するなど、みんなが楽しめるように工夫がされていました。
2月11日、岳洋中学校グラウンドで、メジャーリーガーの大谷翔平選手が全国の小学校へ寄贈したグローブを使った野球の交流会が行われ、小学校低学年の児童13人が参加しました。大谷選手のグローブを使って子どもたちが野球に興味を持ち、楽しんでもらうことを目的に、野球の普及活動を行っている市民グループが主催し、学校などと協力して行われたものです。
はじめに、市内の3校から借りてきた大谷選手のグローブがお披露目され、児童たちは早速グローブをはめて、キャッチボールを行いました。その後、守備練習も行われ、子どもたちは、グローブを順番に使いながら楽しそうに練習を行いました。
参加した3年生の男の子は、「大谷選手のグローブ、かっこよかったです。いつかは大谷選手みたいなプレーヤーになりたいです」と喜びと抱負を話してくれました。グループの代表を務める山崎公男さんは、「さすがは大谷選手のグローブで、子どもたちの目の輝きが違いました。」と選手たちを激励しました。
2月10日、小笠児童館で日産自動車株式会社の「日産わくわくエコスクール」が開催されました。このイベントは、将来を担う子ども達に地球環境問題や自動車産業の環境技術を知ってもらい、環境意識を育むことを目的に行っている体験教室です。この日は、小笠児童館が小学生を対象に、いろいろな活動を体験できる場を提供する「小学生チャレンジGO!」の一環として同イベントを実施。申し込みがあった市内の小学生親子20組が地球温暖化問題と電気自動車の仕組みを学びました。
はじめに、浜松日産自動車株式会社の社員が地球温暖化問題や電気自動車の特徴をスライドやアニメを使ってわかりやすく説明。走行時に二酸化炭素を排出しない電気自動車が地球温暖化防止に役立っていることや、近い将来、環境にも優しく、ドライバーがいなくても安全に走る車が開発されることなどを紹介しました。
次に、本物の電気自動車と同じ仕組みで動くモデルカーで電気自動車の仕組みを学びました。児童は、手回し式の発電機を使ってモデルカーのバッテリーに電気を充電し、充電した電気を使って豆電球を光らせたり、モデルカーをサーキットで走らせたりして、楽しみながら電気自動車が動く仕組みを学びました。
最後に、本物の電気自動車に試乗し、運転時の静かさや自動駐車機能を体感しました。参加した小学2年生の坪井彩菜さんは、「モデルカーを走らせるのが楽しかったです」と話してくれました。
2月8日、六郷小学校で、令和6年能登半島地震の被災地支援のための募金活動を行いました。この募金活動は、同校の児童たちが企画し実行したもので4回活動する予定です。総合的な学習で防災について学んできた6年生が、今、自分たちができることの一つとして被災地に募金を送りたいと発案し実施。今回は、同校運営委員会の児童8人が休み時間を利用して、玄関前で募金活動を行いました。
多くの人が募金活動に協力してもらえるように、6年生が作成したチラシを、1週間前から地域のスーパーマーケットなどに掲示させてもらい、協力を呼び掛けました。児童は、手作りの募金箱を手に持ち、「能登半島地震の被災地に支援にご協力お願いします」と通行者に呼び掛けていました。
活動に参加した6年生の大石悠人(ひさと)さんは、「防災の学習をしてきましたが、その中、今回の震災があり自分たちにも何かできないかと思い活動をしました。たくさんの人に協力してもらいたいです」と話しました。
この募金活動は2月9日(金曜日)にも、六郷小玄関前で実施予定です。ご協力お願いします。
<募金活動>
2月9日(金曜日)六郷小玄関前午前9時50分~10時5分、午後0時35分~1時
2月15日(木曜日)・16日(金曜日)六郷小体育館午前7時40分~7時50分※児童対象
2月7日、きくがわ・まちかど出張健康チェック「まちの保健室」が開催されました。市では健康教育活動の一環として、「茶ちゃっと!出張健康チェック」を今年度から実施しています。保健師や管理栄養士などの専門職が、公共施設や管理栄養士などの専門職が公共施設やイベントなどに出向き、無料・予約不要で簡易健康チェックを行うものです。今回、市内初の試みとして、生活に身近な地域ドラックストア「杏林堂薬局」と共同開催。同薬局社員2人や保健師・管理栄養士などの健康づくり課職員3人が、健康チェックを希望する来店者に健康チェックを行いました。
健康チェックでは、野菜摂取量の測定ができる機器「ベジミル」と血行タイプが分かる機器「血行動態システム血圧測定」が用意され、買い物客およそ36人に健康チェックを行いました。
また、健康チェックコーナーを利用した人に、減塩やタンパク質の摂取促進などの啓発資料を配付しました。
夫婦で健康チェックをした来店者は、「自分の健康管理の参考になりました。測定してみて良かったです」と話しました。今回と同様の出張健康チェックは、3月14日にも行われる予定です。お気軽にご利用ください。
<きくがわ・まちかど出張健康チェック「まちの保健室」>
日時:3月14日(木曜日)午前9時30分~11時30分
会場:杏林堂薬局小笠店(菊川市下平川5210-1)
2月7日、小笠南小学校で図書館ボランティア「ぐりとぐら」による「大型読み聞かせ」が行われました。「大型読み聞かせ」は、読み聞かせに画像や音楽をつけたもの。子どもたちに本の楽しさを知ってもらい、読書の推進につなげることを目的に開催しました。同校全学年の児童が、低学年・高学年に分かれ「ぐりとぐら」による「大型読み聞かせ」を楽しみました。
4年生から6年生の高学年の回では、本を読む大切さを伝える「つばさをもらったライオン」や「タンタンタンゴはパパふたり」、「2ひきのカエル」、「ホッキョククジラのボウ」の4冊の読み聞かせを行いました。スライドを使って本の文章や絵が映像化されたり、物語の場面に合った音楽が静かに流れたりと、読み聞かせがさらに効果的になっていて、児童はワクワクした表情で聞いていました。
「つばさをもらったライオン」に感動したと話した児童は、「本の力で仲良くなれるのが素敵だと思いました」と感想を話しました。「ぐりとぐら」のメンバーは、「本は生きる力になります。ぜひ、子どもの頃からたくさん読んで欲しいと思います」と話しました。
2月6日、JR菊川駅前のお寺報恩寺で「またきてカフェin法恩寺」が開催されました。「またきてカフェ」は、長寿介護課が健康で元気に過ごせるようさまざまな講座や座談会を毎月企画している人気行事。この日は、美味しいお茶を飲みながら楽しい時間を過ごしてもらおうと、茶業協会の職員が講師となり「おいしいお茶の淹れ方教室」が行われ、参加者24人が急須を使ったおいしいお茶の淹れ方を学びました。
はじめに、同寺の住職による法話を聞きました。住職が、「さまざまな世界に心が迷い込むときがあると思いますが、今の一つひとつを大切にいきてください」と話すと、参加者はうなずきながら真剣に聞いていました。
つづいて、市茶業協会の職員から、茶葉の量やお湯の温度などのおいしく淹れるための7つのコツを学びました。その後、参加者は3つのグループに分かれ、同会職員が淹れたお茶やお茶請けのお菓子を食べながら、おしゃべりを楽しみました。
楽しい時間を過ごした参加者は、「またきてカフェは毎回、楽しく参加しています。お茶の淹れ方を教えてもらう機会はないので、今日は参加してよかったです」と感想を話しました。
2月4日、国指定重要文化財「黒田家代官屋敷」で毎年恒例の梅まつりが始まりました。地域住民で組織する「ひらかわコミュニティ協議会」が中心となり開催しているもので、今年は3月3日までの期間中、普段入ることができない庭園が無料開放され、寒紅梅、白加賀など13種類およそ160本の梅の花を楽しむことができます。今年は暖かい日が多かったことから、例年より早い1月から開花が進み、訪れた人たちは、鮮やかに咲き誇った梅の花を眺めたり、写真を撮ったりして、一足早い春の訪れを楽しみました。
初日の4日には、地元の平川地区コミュニティ協議会や平川地区自治会が中心となり、「長屋門フェスタ2024」が開催されました。あいにくの雨模様で、午前中のステージ発表と餅まきは中止となりましたが、代官屋敷駐車場に地域の人による模擬店で飲食物や地場産品の販売が行われたほか、友好交流都市の長野県小谷村のブースでは雪中キャベツなどの特産品の販売が行われ、大勢の人で賑いました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた「梅干しの種飛ばし大会」が4年ぶりに開催されました。黒田家住宅庭園の梅から作った梅干しを食べ、口に残った種を勢いよく飛ばし、その距離を競うもの。この日は小学生の部・一般女性の部・一般男性の部の3部門におよそ20人が参加し、それぞれの部門で白熱した試合が行われました。すっぱい梅を思わず吐き出してしまう子どもや、大きく勢いをつけたのに全然飛ばなかった人など、選手たちの真剣でコミカルな様子に、会場には声援と笑い声が響いていました。
競技終了後、それぞれの部門で1位~3位の記録になった人に賞品が贈られました。最高記録は、島田市の男性の7m50cmで、商品のお米5キログラムを笑顔で受け取っていました。
女性の部に娘さんを抱いたまま挑戦し、4m43cmの記録で優勝した坂野和恵さんは、「気軽な気持ちで参加したら優勝してしまい、驚きました。猛者が揃っている中で優勝できてとてもうれしいです」と笑顔で話していました。
2月3日、堀之内体育館で第32回町部地区節分まつりが開かれました。町部地区コミュニティ協議会が主催する恒例行事。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いてきましたが、今回、4年ぶりに開催され、地域住民およそ200人が世代を超えた親睦を図りました。
はじめに、すいようおはなし会の人形劇が行われました。かわいい女の子やクマのほか、大きな鬼の人形が出てくる劇が演じられたほか、最後は「鬼のパンツ」の歌をみんなで歌い、会場には子どもたちのにぎやかな歌声が響き渡りました。
次に、コミュニティ協議会の役員が鬼のお面を被って登場すると、子どもたちが配られた福豆を「鬼は外!」の掛け声とともに鬼めがけて投げつけ、鬼退治をしました。最後は、盛大にお菓子まきが行われ、「鬼は外」「福は内」の掛け声に合わせ、たくさんのお菓子や福豆が投げられると、大人も子どもも袋いっぱいにお菓子やお餅、福豆を拾って、4年ぶりの節分まつりを楽しみました。
袋いっぱいにお菓子を拾った伊藤千尋ちゃん(年中)は、「鬼は恐かったけど、お菓子がたくさん取れて良かったです」と笑顔で話してくれました。町部地区コミュニティ協議会の大林秀年(ひでとし)会長は、「4年ぶりの開催となりましたが、皆さんに楽しんでもらえたと思います。子どもたちの楽しかったという感想が何よりうれしいです。地域にとって必要な行事だと改めて実感したので、来年以降も続けていきたいです」と話しました。
2月3日、中央公民館多目的ホールで「第19回菊川市書初め展」の表彰式が行われました。市民の伝統的な芸術文化に対する意識向上を図り、書写・書道を通じて豊かな人間形成に役立てることを目的に毎年開催しています。今回は、市内在住・在学の小学3年生以上の人から360点の作品が集まり、その中から13作品が市長賞や議長賞、教育長賞などの特別賞に輝きました。
表彰式では、長谷川寬彦市長が挨拶。自身も長年書道に親しんでいることに触れ、「今回、私も市民の皆さんが今年の漢字1文字に選んでいただいた『夢』を書いて出展させていただきました。私も小学校3年生の時に菊川町長賞をもらったことがあります。それがうれしくて励みになって今でも続けています。ぜひ皆さんもこれからも夢のある書道を続けてください」と、自身の作品を紹介しながら受賞者を激励しました。また、審査総評では、審査員を務めた中澤皐楊(こうよう)先生が「今年も素晴らしい作品ばかりで審査するのが大変でした。書は心にある言葉を筆で書いて表現するものです。上手に書こうと思って書くよりも楽しんで書こうと思って書いた作品の方が人に感動を与えられるのではないかと思います。書は一生楽しめるものです。ぜひこれからも書を楽しんでください」と、総評しました。
太く丸みを帯びた筆遣いで「美しい光」を書きあげ、市長賞を受賞した川口結愛(ゆあ)さんは、「今回の作品はお正月に書きました。『美』のはらいや『光』のはねの部分を特に気を付けて書きました。来年も賞がもらえるように作品を書き続けたいと思います」と話してくれました。
受賞作品は、2月4日(土曜日)から2月19日(日曜日)まで、中央公民館1階展示ロビーで展示されています。皆さんの力作をぜひご覧ください。
2月2日、岳洋中学校の生徒が能登半島地震被災地支援のための募金を社会福祉協議会へ手渡しました。同校の生徒会役員8人が中心となって、能登半島地震で被災された人々を支援するため、1月18日から24日までの平日に、登校の時間などを利用して募金活動を実施。生徒主体の募金活動として、募金の額を1人上限1000円までとしましたが、総額7万321円が集まりました。
生徒会長の鈴木快明さん(よしあき・中2)は、「一日でも早く、多くの人が救われるようにと、冬休みが終わり、学校が始まってすぐに募金活動を計画しました。過去の募金活動よりも多くの募金が集まり、生徒の熱意を感じました。みんなの思いが被災地に届くようによろしくお願いします」と話してくれました。募金を受け取った同協議会の沢崎久雄副会長は、「岳洋中学校の皆さんは、学校の目標に掲げられている『人が困っているときには進んで助ける』ことが良くできていると感じました。温かい募金をありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。
2月2日、プラザきくるで「菊川市交通死亡事故ゼロ連続400日達成表彰状伝達式」が行われました。市内では、令和2年12月4日に発生した交通死亡事故を最後に、交通死亡事故が発生していない日数が400日を達成。県交通安全対策協議会より「交通安全優良市町」として表彰されたことから、この日、県くらし交通安全課の入戸野明(にとのあきら)課長から、長谷川寬彦市長へ表彰状が手渡されました。
入戸野課長が、「400日間交通死亡事故ゼロ達成、おめでとうございます。関係者をはじめとする菊川市の皆さんが協力して取り組んだ成果です。これからも市民が一体となって、ゼロの日数を伸ばしてほしいです」と、同協議会会長である静岡県知事の祝辞を代読しました。長谷川市長は、「達成は、夏の暑い日も冬の寒い日も街頭に立って見守りを行っている市民の皆さんのおかげです。400日達成は喜ばしいことですが、あくまでも通過点です。これからも記録を更新して1000日達成を目指したいです」と今後の抱負を述べました。また、菊川警察署の竹下貢署長は、「菊川市は死亡事故が少なく、安定している地域です。しかしながら、交通事故はいつ起こるかわかりません。達成を喜ぶとともに、引き続き交通安全活動に取り組んで行きましょう」と話しました。
2月2日時点で425日と記録を伸ばしています。皆さんも安全運転・思いやり運転を心掛け、交通死亡事故ゼロの記録を伸ばしていきましょう。
2月2日、菊川保育園で市民グループ「元気サロンおせっかいの会」から「野菜福祉募金」の贈呈式が行われました。同グループは、地域の遊休農地で会員が育てた野菜や、家庭菜園の余剰野菜を販売し、購入者が代金の代わりに併設の募金箱へ収めたお金を募金に充当する「野菜福祉募金」を実施しています。この募金を活用し、市内の認定こども園や幼稚園へ節分の豆まき用お菓子をプレゼントしています。
今回は、菊川保育園の園児に、節分豆まき用お菓子の詰め合わせセット109人分と日頃から大変な仕事に従事する菊川保育園の職員に、大人用三層マスク1,000枚が贈られました。お菓子の詰め合わせが同グループのメンバーから園児へ1人ずつ手渡されると、園児たちは、うれしそうに受け取りました。
同グループの落合岐良代表は、「節分の豆まきや保育園にぬいぐるみが来てお菓子をくれたことを、子どもたちが家に帰ってから、家の人に話してたくさんの会話が生まれたらうれしいです」と話しました。
2月1日、小笠南小学校で「校歌の話を聞く会」が開催されました。同校の最上級生になる児童に、愛校心や学校のリーダーとしての意識を高めてもらおうと毎年行われている行事。5年生17人が、校歌の作詞・作曲者である福嶋勲さんから校歌が誕生した経緯や歌詞に込めた思いを聞きました。また、今回は、75年前に福嶋さんが教員だった時の教え子8人が参加し、福嶋さんの思いを児童と一緒に聞きました。
福嶋さんは、校歌の歌詞を教えるときに、1年生でも歌えるようにやさしく明るい言葉で、当時の学校周辺の風景や子どもたちへ成長の願いを込めて作詞したことを説明しました。また、校歌と同時に誕生した校章には、ウバメガシの葉のように丈夫に育ってほしいという思いが込められたことが話されると、児童はメモを取りながら聞いていました。福嶋さんの教え子だった人たちは、福嶋さんの思いにうなずきながら、懐かしそうに聞いていました。
福嶋さんは、「自分の心を外に出すことが表現で、表現することはとても大切です。校歌も心を込めて表現すると相手に伝わります」と話しました。
最後に、福島さんが指揮をとり児童全員で校歌を歌い、歌詞に込められた思いを改めて感じていました。
校歌を歌った児童は、「校歌の歌詞に込められた思いを知りました。これからも心の表現をして歌いたいです」「校歌の中に出てくる場所の風景が昔と今では変わってしまったけれど、歌詞に込められているのでうれしい」と話してくれました。
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