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更新日:2023年3月13日
3月26日まで、菊川赤レンガ倉庫で小笠高校の美術部や生物生産部の生徒による蘭字展が開催されています。蘭字とは、明治期にお茶を海外へ輸出する木箱に貼られたラベルのこと。同校生徒は、昨年、「蘭字」の見学会で蘭字に興味を持ち、茶産地の高校生として、お茶の振興に関われないかとの思いから、自分たちでも蘭字のデザインをしてみようと今回の企画が始まりました。展示会には、レトロモダンで個性豊かな蘭字作品19点を展示しています。
今回の展示に向けて、美術部の生徒は1人1枚、生物生産部の生徒は5人で1枚の蘭字作品を制作。美術部の小野田莉子(りこ)さんは、「皆さんに和と洋の合わさった蘭字のデザインの素晴らしさを見てもらいたいです。制作にはレトロ感を意識しながらフォントの種類にこだわりました」と話しました。
会場には、制作に関わった生徒が常駐し、作品の解説などを行う予定です。また、26日には、生物生産部生徒がお茶の提供を行う予定です。生徒の個性豊かな作品を見に、ぜひお越しください。
3月14日、菊川保育園園児が味噌作りに挑戦しました。野菜の種まきから収穫まで行っている園児の学びを深めることを目的に開催。年中児23人が、JA遠州夢咲菊川地区女性部「ちゃこちゃん味噌加工グループ」4人から味噌の作り方を学びました。
同グループ代表の沖野友美子(ゆみこ)さんから、味噌に使われている食材や作り方などが説明された後、味噌作りを開始。園児は、同グループの部員に教わりながら、やわらかく煮た地元産の大豆と3日間発酵させた地元産の米を使った米麹、塩を混ぜ合わせた後、ミンチ機にかけ混ぜ合わせました。その後、園児は、ミンチ機にかけた味噌を丸めて、味噌の中の空気を抜くために、勢いよく樽の中へ投げつけました。同メンバーは、園児が投げ入れた味噌を手で押しながら、しきつめていきました。
園児たちは、「丸めるのが楽しかった」「納豆みたいな匂いがした」「甘い匂いがした」「投げるのが楽しい」と話しました。沖野さんは、「子どもたちに味噌がどのようにできているか、どのような触り心地か、どのような材料からできているのか知ってもらえたらうれしいです」と話してくれました。
今回作った味噌は、熟成させた後、園児が育てた野菜を入れた味噌汁に使われる予定です。
3月11日から12日に掛けて、上倉沢にある棚田「せんがまち」で「せんがまち棚田CAMP」が行われました。美しい景観の棚田で普段はできないキャンプや宿泊体験をしてもらい、先人たちが守ってきた棚田の豊かな生態系や自然環境について知ってもらい、棚田の魅力や新しい楽しみ方を参加者に伝える目的に、菊川市地域おこし協力隊の大山智世さんがNPO法人せんがまち棚田倶楽部と協力して初めて開催されました。市内外から7組24人が参加し、棚田の雄大な景色の中で思い思いの時間を過ごして楽しみました。
棚田にやってきた参加者は、早速田植え前の田んぼにテントを張り、椅子や机を並べて、棚田の雄大な景色を楽しみながら、のんびりとした時間を過ごしていました。
午後にはNPO法人せんがまち棚田倶楽部の担当者が、棚田の歴史や棚田にすんでいる生き物について解説。静岡県では絶滅危惧種に指定されているニホンアカガエルのオタマジャクシを見つけると、子どもたちは興味津々な様子で見ていました。
その後も、参加者は火起こしや薪割り、焚き火でマシュマロを焼く体験など、色々な体験をして楽しみました。市茶業協会では、茶草場農法でそだてられた茶葉と棚田でとれたお米を使った「玄米茶づくり体験」が行われ、参加者が茶葉とお米を専用の容器に入れてガスコンロの火で焙煎して、薫り高いお茶を作りました。
静岡市から来たカップルは、「初めてここに来ましたが、自然がいっぱいなとても素敵な環境で気に入りました。2日間のんびりと過ごして、この環境を味わいたいです」と話しました。
イベントを企画した大山さんは、「棚田や地元の人たちの魅力を知ってもらえたらうれしい。これからも多くの人たちに訪れてもらいたいです」と期待しました。今回のイベントの収益金は棚田の保全活動に充てられます。
3月7日、常葉大学附属菊川高等学校(以下、常葉大菊川)の野球部が市役所を表敬訪問しました。同部は、3月18日から開催される「第95回記念選抜高等学校野球大会」へ10年ぶり5回目の出場を果たし、全国の強豪校との戦いに臨みます。東館1階で行われた激励会には、市3役と正副議長らが出席し、同校の中澤校長、石岡監督、部員18人らを出迎えました。
はじめに、同校の中澤俊一校長が「静岡県の代表としていくことにはなりますが、学校名に菊川と入っていることから、菊川の代表として行くつもりです。コロナ禍で楽しい話題が少なかったですが、球場でもテレビの前からでも応援してもらえるとうれしいです」と挨拶しました。次に、長谷川寬彦市長が、「常葉大菊川の皆さんが甲子園に行くと、全国に菊川の名前が知れ渡ります。私は笑顔でプレーする野球が大好きです。ぜひ、甲子園でも笑顔で勝ち進んでください」と選手たちを激励しました。続いて、選手たちが1人ずつ「勝利に貢献します」「全力でプレーます」「甲子園を楽しみます」と元気よく抱負を語りました。その後、市長から奨励金の目録が中澤校長に、深蒸し菊川茶と市長直筆の色紙が平出奏翔主将に手渡されました。
平出主将は、「市民の皆さんに良い結果を報告できるようにがんばります。熱い声援をお願いします」と話し、石岡諒哉監督は、「私が選手の時に甲子園優勝を経験していますが、多くの市民の皆さんが学校に集まってくれて、とても驚いたことが印象に残っています。出るからには優勝を目指していますが、まだまだそこまでのチームになっていません。まずは初戦に勝って、勝ち進む中でチームとして成長していきたいと思っています」と意気込みを語りました。
菊川市代表のプレーをみんなで応援しましょう!
3月6日、小笠高校の生徒が考案した新商品レシピ「たれ芽ンチキャツ」が市内の小中学校などの学校給食で提供されました。このレシピは、小笠高校生が市内の農産物を使って考案したレシピを商品化に繋げるため、昨年12月に行われた、市役所関係者や、市内飲食店にレシピをプレゼンするビジネスマッチングで出品されたもの。農業科学系列食文化系を専攻する生徒が、市の特産品である芽キャベツや豚肉を使用して考案しました。
今回は、ビジネスマッチングに参加した市教育委員会学校教育課の職員が、出品された7品の中から、学校給食として調理しやすい「たれ芽ンチキャツ」をメニューに採用。学校給食として市内小中学校12校、幼稚園2園、認定こども園2園に、およそ4,880食を提供しました。
小笠南小学校6年生の教室では、児童27人が「おいしそう!」と目を輝かせ、いただきますの挨拶をすると、おいしそうに勢いよく食べていました。給食当番が、「残りの2個のたれ芽ンチキャツをおかわりする人はいますか」と呼びかけると、男子児童たちが手を挙げ争奪戦に。おかわりできる人をジャンケンで決め、勝った児童は2個目の「たれ芽ンチキャツ」をあっという間に完食しました。
また、給食中には、レシピを考案した小笠高校の生徒6人からのメッセージを放映。生徒が、菊川では芽キャベツが全国で一番生産されていることや、健康にいいことを話し、最後に「おいしくたくさん食べてね!」と伝えました。
給食を食べた同校の竹内琉樹(りゅうき)さんは、「おいしかった!やっぱり菊川の芽キャベツはおいしいです」と笑顔で感想を話しました。
3月6日、市の健康推進事業で使われる車両や健康機器のお披露目会が行われました。昨年8月、株式会社南山堂から、健康寿命の延伸に活用してほしいと企業版ふるさと納税制度を使って1,000万円の寄付をいただきました。この寄附金を活用し、保健師や栄養士が市内の各所へ出張し、健康チェックや健康相談を行う令和5年度新規出張健康相談事業「茶ちゃっと!出張健康チェック」や介護予防事業に使われる車両3台と、健康機器や物品などが購入されました。今回、「茶ちゃっと!出張健康チェック」事業の立ち上げにあたり、健康づくり食生活推進協議会会員、健康づくり推進委員、地域医療を守る会会員、民生委員・児童委員などの地域委員およそ20人に向け、購入品がお披露目されました。
お披露目会では、初めに長谷川寬彦市長が寄附金を株式会社南山堂からいただいた経緯や、健康推進事業に向けた意気込みを話し、「この事業をぜひ皆さんからも宣伝していただき、引き続き健康事業の応援をお願いいたします」と挨拶をしました。
次に、車両3台と健康機器がお披露目されました。出張健康相談事業で使われる車両は、「出張!!健康相談号」の文字と市のマスコットキャラクター「きくのん」のラッピングが施され、参加者は「かわいいね」と微笑みながら鑑賞していました。健康機器のお披露目では、実際に参加者が機器を体験できるデモンストレーションが行われ、脳年齢や血管年齢が測定できる機器や、体力診断ができる機器を使って健康チェックを行いました。
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