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更新日:2025年7月3日
静岡県在住の小説家・いぬじゅん氏が菊川市役所前に実在する「幸せを届ける黄色いポスト」をモチーフに小説「幸せの黄色いポスト それは十年前から届いた手紙でした」(集英社オレンジ文庫)を執筆。菊川市を舞台に読者の涙を誘う心温まる小説を書き上げました。
大切な人からの言葉が沁みる、5つの感涙ストーリー。
10年前に、「幸せの黄色いポスト」に投函された 手紙が、様々な境遇の男女5人に届くことに――。
【発行日:2025年4月17日】
奈良県出身、静岡県在住。
2014年「いつか、眠りにつく日」で第8回日本 ケータイ小説大賞を受賞しデビュー。
2019年フジテレビFOD、地上波にて連続 ドラマ化。
「この冬、いなくなる君へ」(ポプラ社)で第8回静岡書店 大賞映像化したい文庫部門受賞。「今夜、きみの声が聴こえる」 (スターツ出版)「君がオーロラを見る夜に」(KADOKAWA)など、 生死をテーマにした作品を多く発表しています。
幸せを届ける黄色いポストは、2024年5月に市が日本郵便と包括連携協定を締結したことを機に、市役所本庁舎前に誕生しました。従来からあったポストに市職員が、黄色いペンキを手作業で塗り、作り上げられた黄色いポスト。 完成後には、市制10周年記念の時に市民の皆さんからお預かりした「10年後へのメッセージ」を市制20周年記念事業として発送し、‶幸せ"を届けました。
菊川市長と交流のあったいぬじゅんさんは、市長から「大切な家族や友人に向けて、幸せや夢のメッセージを届けられたら」という「幸せを届ける黄色いポスト」に込められた思いを聞き、小説の構想を練ったといいます。
小説の執筆が決まると、いぬじゅんさんは作品のイメージを膨らませるため実際に菊川市を探訪。市職員や関係者が公共施設や商店、棚田など市を象徴するスポットを案内しました。小説には、いろいろなカタチで市内の地名や実在する施設などが登場しています。
小説の中に登場する市内5カ所にオリジナルの看板を設置することで、小説の中の菊川市と実際の菊川市をつなぎ、作品をきっかけに本市を訪れていただ く「聖地巡礼」スポットとして整備します。
主人公が立ち止まった“あの場所”や、感動的なシーンが生まれた“あの場所”が、実際に訪れることのできる “目的地”となります。
令和7年4月20日、菊川市役所庁舎東館プラザきくるで、いぬじゅんさんをお招きしてトークイベントを開催し、県内外から100名以上が参加されました。イベントでは長谷川市長といぬじゅんさんが本作誕生のエピソードや、作中に登場する市内スポットについて語った他、イベント終了後には小説の販売会やサイン会も行われました。
令和7年4月26日、菊川中央公園で、大切な人へ想いなどを大きな声で叫んで伝える「菊川チャバチュー2025」を開催しました。このイベントは、小説の中にも登場します。
4回目となる今回は、作中に登場させてもらったご縁から、「ポストとチャバチューで、“幸せダブル発信”~思いは声に、そして手紙に。幸せは茶畑から広がる~」をテーマに開催しました。
いぬじゅんさんには、出場者の叫びを受け止める“聞く側応援大使”として参加いただきました。
菊川市では、今後もさらに多くの方に訪れていただける場所を目指して、「幸せの黄色いポスト」に関連した事業展開を計画しています。聖地巡礼スポットを巡るツアーイベントの開催、SNSを活用した参加型企画など、より多くの人に菊川市の魅力を伝えられるような企画を展開していきます。
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