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更新日:2022年4月20日
静岡県の西部に位置し、一級河川「菊川」の中流域に広がる菊川市は、遠州と信州を結ぶ「塩の道」など、ふるくから南北交通の要所として栄えたまちです。明治22年にはJR東海道本線菊川駅の開設により、駅前周辺や市南部を中心に市街地が広がり、また近年は東名菊川インターチェンジ周辺の区画整理事業により新たな商業区域が形成され、商業のまちとして発展を続けています。
また、縄文・弥生時代からの遺跡をはじめ、国指定の重要文化財や史跡など数々の歴史・遺産に触れることができます。温暖な気候にも恵まれ、市の東部には明治初頭の大規模開拓による「日本一の大茶園」牧之原台地が広がり、「お茶のまち菊川」として広く知られています。名産のお茶をはじめとする農産物や田んぼアート、上倉沢棚田など自然と人のやさしさにあふれた菊川をぶらり散策してみませんか。
菊川市は、温暖な気候に恵まれた自然豊かな地域です。
東西方向はおよそ9キロメートル、南北方向はおよそ17キロメートルで、面積は94.19平方キロメートルとなります。地目別面積は農用地34.97平方キロメートル、山林・原野25.54平方キロメートル、宅地11.31平方キロメートル、その他22.37平方キロメートルとなります。
地域内には、JR東海道本線菊川駅、東名高速道路菊川インターチェンジを有し、また近隣にはJR東海道新幹線掛川駅、御前崎港、富士山静岡空港を有することから、利便性に恵まれた将来性豊かな地域となっています。
<菊川市の地理的概要>
面積 |
94.19平方キロメートル |
東経 |
138°5' |
北緯 |
34°45' |
東西 |
約9km |
南北 |
約17km |
隣接市 |
掛川市・御前崎市 牧之原市・島田市 |
<静岡県における菊川市の位置図>
菊川市の人口(令和2年国勢調査人口)は47,789人となります。平成27年の国勢調査と比較すると、およそ2.2%増加しています。
世帯数は、令和2年で17,759世帯と、平成27年と比べて10.3%の増加を示しています。
菊川市の農業は温暖な気候と地理的条件に恵まれ、茶を中心に水稲や施設園芸などの農業生産が展開されています。
市北部では、基幹作物である茶や水稲、施設園芸などの農業が行われております。特に基幹作物の茶は、県内においても屈指の栽培面積を誇り、全国的にも茶産地として名声を発しています。市南部では、大規模に整備された水田において、営農集団などによる効率的な水稲栽培をはじめ、茶、レタス、メロンなど多品目にわたる農業が行われています。
製茶機器の製造を中心に発展してきた菊川市の工業は、昭和44年の東名高速道路菊川インターチェンジ開設を機に飛躍的な成長を見せ、4カ所の工業団地を中心に100社以上の企業が立地しています。
また、東名高速道路菊川インターチェンジ、JR東海道本線菊川駅を有し、さらには車で約20分圏内に富士山静岡空港やJR東海道新幹線掛川駅、御前崎港の利用が可能であり、企業立地に大変恵まれた地域でもあります。
緑に囲まれた工業団地には自動車関連を中心とした企業が立ち並び、「ハイテク産業のまち」として躍進するとともに、自然環境の保全を配慮する企業、公害防止を重視し、市民にやさしい企業を目指しています。
菊川市内の企業は、自動車用部品や精密工作機械など特殊技術においては世界的な実績とシェアを占めている企業も数多く海外にも多くの企業が進出しています。企業の進出、就業人口の増加により活力なる都市を目指し、農業・商業・工業のバランスのとれた産業都市「菊川市」のまちづくりが進めています。
富士山静岡空港(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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