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更新日:2009年11月1日
夢を追いブラジルに渡った青年は世界的な植物学者に
橋本梧郎は大正2年、旧小笠町の猿渡に生まれました。父の孫一郎は、双松学舎という学校をつくり、地域の子どもの教育のために努めていました。
梧郎は幼い頃から動植物が大好きで、昭和9年に、世界一種類が多いといわれる植物を求めブラジルに渡ります。
ブラジルでは、日本語の教師や博物館館長などを歴任する中、植物の研究に精力的に取り組みます。70年以上過ごしたブラジルで生涯をかけて集めた標本は5万点以上ともいわれ、個人所蔵としては世界最大級とされます。「ブラジル産薬用植物事典」「ブラジル植物記」など著書も多数発刊されています。
平成10年には小笠町初の名誉町民(菊川市誕生後名誉市民)となり、勲五等双光旭日賞を始め、数多くの褒章を受章されました。
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