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更新日:2026年6月24日
国指定史跡菊川城館遺跡群は「横地氏城館跡(横地城跡)」と「高田大屋敷遺跡」の二つの遺跡から構成される史跡です。
横地城跡は東遠江を代表する有力武士「横地氏」の本拠地で、東西約2キロメートル、南北約0.6キロメートルの範囲に及ぶ中世の城館跡です。発掘調査の結果、13世紀後半から14世紀中ごろの居館や寺院、墓地などが営まれた痕跡が判明するなど、平安時代末期から戦国時代までの遺構群が良好に遺存している史跡です。
高田大屋敷遺跡は鎌倉時代の小地頭領主「下郷内田氏」の居館から始まり、領主の変遷を経て戦国時代まで継続した、東西約70メートル、南北約93メートルの土塁に囲まれた方形居館跡です。
菊川城館遺跡群は、「菊川流域の中世節の動態を示す遺跡群」、「氏族の権力構造が空間構成として反映された城館跡」、「中世の景観が良好に保存されている遺跡群」といった価値が認められ、平成16年9月30日に国の指定史跡となりました。また、平成21年2月21日に高田大屋敷遺跡の一部が公有地化に伴い追加指定を受けています。
横地氏は13世紀以降、奥横地に館を構えていたことが発掘調査の結果から判明しました。横地城跡には曲輪(くるわ)や堀切(ほりきり)が良好に残っており、中世の山城の特徴を現在に伝えています。山城部分には西の城、中の城、東の城の3つの主曲輪がある「一城別郭」の構造となっています。また、菩提寺になったと思われる三光寺・永楽寺・慈眼寺が創建されており、寺院の位置関係から3箇所の館の存在が推定されています。特に三光寺跡付近の殿ヶ谷遺跡では礎石建物が発掘され、横地氏の館跡と考えられています。
史跡の本質的価値を多くの人に理解してもらうため、令和6年度より横地城を中心に本格的な史跡整備事業を行っております。 史跡の整備に当たっては、史跡菊川城館遺跡群整備基本計画に則り、計画的に整備を進めています。
今後は、横地城を訪れた人が史跡の本質的価値を理解しやすくするために案内表示や説明看板を整備したり、より安全に史跡内を散策してもらえるように遊歩道の整備などを行っていきます。
横地氏城館跡の山城ゾーンは自由に散策が可能です。駐車場もありますので、お気軽にお越しください。急な坂道や階段が多くあります。歩きやすい靴や動きやすい服装でお越しください。また、横地城跡は「御前崎遠州灘県立自然公園」にも指定されています。動植物の採取には許可が必要ですので、草花などを持ち帰らないようにお願いします。
横地城跡駐車場(菊川市東横地3533-1)へ向かってください。
東名高速道路菊川インターチェンジから約5km、車で約10分
JR東海道線菊川駅からおよそ15km、タクシー等で約10分
しずてつジャストライン浜岡営業所行きのバスに乗車後、菊川市立総合病院で下車、徒歩30分
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