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更新日:2025年4月22日
お近くにある寺社の仏像やご神体、古民家に残る骨董品などは、代々守り継がれてきた大切な財産です。近年では、市内において盗難事件が発生したほか、静岡県内でも国・県・市指定の貴重な文化財の盗難事件も報告されています。
また、清掃中や移動時などに壊れてしまうという事故も発生しています。清掃中や移動の事故は、事前の確認と点検を十分に行っておけば、事故の発生を防ぐことができた場合もあり、取扱いの際にはより一層の注意が求められます。
盗難事件や事故を発生させないためにも、所有者や所有団体の皆様には下記を参考に取扱いを心がけてください。万が一、盗難が発生した場合は、警察へ届出をしていただくようお願いいたします。
地域で保管している場合は、どこに保管しているか、どのように保管してあるか、必ず責任者の方は状況を把握してください。また、保管箇所の周りにガソリンや灯油等の危険物が置いていないかだけでなく、ゴミ等の可燃物が放置していないかについても注意してください。
地域で保管している場合は、会合や清掃など保管場所に行く機会があれば、状態を確認するようにしてください。個人の所有する場合は、定期的に確認する日などを決めていていただき、状態を把握することが大切です。
これまで長年にわたり引き継いできた財産ですので、管理や手入れの方法について、次の世代の方にも継承するよう心がけてください。また、盗難やき損等の事故が発生した場合に備えて、特徴、寸法、状態がわかるような写真等の記録を準備しておくことが大切です。
国、県、市の指定文化財に指定されている文化財が壊れていることに気がついた場合は、所有者、所有団体の方は教育委員会への届出が必要となります。指定文化財の貸し出しを行う場合にも事故防止の観点から届出を必要とする場合があることから、貸し出しを計画される場合には事前にご相談ください。
盗難については警察への届出のほかに、当教育委員会への届出も必要となります。
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