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更新日:2025年3月14日

女性消防吏員の活躍

菊川市消防本部では、令和6年度現在3名の女性消防吏員が活躍しています。

ここでは、その活躍についてご紹介します。

消防吏員とは、階級を有し、消火活動中の緊急措置など消防法上の権限を有する者をいいます。

 

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令和4年度採用

 高等学校卒業後、当消防本部に採用されました。令和6年度より救助隊員に任命され、火災現場、救急支援現場に加え、救助現場に出動しています。まだまだ経験や知識が浅く、不安もありますが、現場活動がスムーズにできるように先輩方の指導の下で日々訓練に励んでいます。

 幼い頃からバスケットボールをやっていたため、体力や精神力には自信がありましたが、訓練や現場活動を通して、男性との力の差を感じることが多くあります。今後、力不足を補うためのトレーニングはもちろん、女性だからこそ活躍できることを少しでも多く見つけ、成長していきたいと思っています。

 私の今の目標は、「女性はなんだか頼りない。」というような不安感を抱かせない、元気で信頼できる救助隊員になることです。

 菊川市消防本部は、男性も女性も働きやすい職場です。消防士の仕事に興味のある方、お待ちしています。

 

平成30年度採用

 高等学校卒業後、当消防本部に採用されました。採用後は消防救助係に配属され、消防隊員として火災現場や救急支援現場に出動していました。令和3年度から救急係に配属となり、主に救急機関員(運転手)として出動しています。

 当消防本部は少数精鋭のため、救急係に配属されていても火災現場へ出動することもあります。どんな現場でも臨機応変に活動できるよう、日々訓練に励んでいます。 筋力など、男性職員に比べて力不足であることは否めませんが、消防の仕事は力がすべてではありません。救急現場では女性特有の疾患や傷病者に対する観察、気遣いなど、女性職員だからこそ気づくことも多くあります。また、火災や救助現場では狭隘な空間に進入することもあり、小柄な体格が役に立つこともあります。まだまだ消防業務は男性のイメージがあり、「女性の方もいらっしゃるんですね!」と驚かれることもありますが、性別に関係なく、誰でも力を発揮でき、使命感や達成感を感じられるやりがいのある職業です。

 当消防本部にはオートロック機能付きの女性専用の仮眠室があり、専用の浴室、洗面所、トイレや洗濯機、乾燥機も完備しています。女性職員でも安心して24時間勤務ができる環境が整っています。私たちと一緒に働いてみませんか?

 

平成23年度採用

 専門学校で救急救命士の国家資格を取得し、当消防本部に採用されました。採用後は、毎日勤務の警防係を経て、救急係で勤務し、出産と育児のために、産前産後休業・育児休業を取得しました。復職後の現在も救急係で24時間勤務しています。救急隊長として救急出動することもありますが、男性職員と変わりなく、火災発生時には消防隊員として出動することもあります。母となり、仕事と育児の両立ができるか不安でしたが、さまざまな子育て支援制度があり、ライフワークバランスが保たれています。子育て支援制度は、女性職員だけでなく、男性職員も利用でき、男女ともに働きやすい職場環境となっています。

 当消防本部の女性消防吏員は、明るく元気いっぱいです。勤務交代時に女性の後輩と話しますが、職場に同性の同僚がいることでとても安心です。今後、女性の後輩が安心してライフステージを過ごせるようなレール作りに協力していきたいと思い、日々活動しています。しかし、「消防」というと、火災と救急、救助現場へ向かう男性のイメージが強いと思いますが、それがすべてではありません。予防・警防・指令業務など多岐にわたります。市民に密接した消防業務だからこそ活躍できる仕事です。未来を担う子どもたちにとって、消防の仕事が職業選択肢のひとつになることを願っています。

 

当消防本部の女性活躍推進の取組みについて

署内女性消防吏員意見交換会

 当消防本部では年1回、署内女性消防吏員意見交換会を開催しています。職場環境の改善を図り、職員が働きやすい環境づくりをしています。

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職業講話

 平成25年度から当市地域支援課の男女共同参画事業、市内小学校での職業講話に、女性消防吏員が講師を務めています。

職業講話では、 「夢はあきらめなければ叶う」。職業には性別関係なく、自分の気持ち、自分らしさが大切であるということを伝えています。syokugyoukouwa

 

福利厚生について

 消防吏員は市役所の職員等と同様に、女性の活躍を支える充実した福利厚生制度が整っており、安心してライフステージにあった多様な働き方を選択することができます。またマタニティ制服を導入しており、妊娠中でも安心して業務に就くことができます。

 ・産前休暇:産前8週間(多胎妊娠の場合は14週間)

 ・産後休暇:出産日の翌日から8週間

 ・育児休業:子が3歳に達するまでの間、取得が可能。

 ・看護等の休暇:小学校就学前の子を看護する場合、1年につき最大5日間取得可能。

 ・その他:妊産婦である女性職員が受ける母子健康法に基づく保健指導又は健康検査を受けるための休暇などがあります。

  このほか、介護休暇やボランティア休暇等、充実した福利厚生制度があります。

 

施設整備

 男女ともに働きやすい職場環境を整えており、女性職員が安心して24時間勤務できるための施設となっています。

 仮眠室は、オートロック機能付きであり、感染予防対策として個室化となっています。

仮眠室2仮眠室1


よくある質問と回答

お問い合わせ

部署名:菊川市消防本部 

電話:(0537)35-0119

ファックス:(0537)36-4996

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