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更新日:2023年3月13日

女性消防吏員の活躍

菊川市消防本部では、令和5年度現在3名の女性消防吏員が活躍しています。

ここでは、その活躍についてご紹介します。

消防吏員とは、階級を有し、消火活動中の緊急措置など消防法上の権限を有する者をいう。

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平成23年度採用

 専門学校で救急救命士の国家資格を取得し、当消防本部に採用されました。救急隊として、傷病者の声に耳を傾け、心に寄り添えるように、日々活動しています。業務内容は、男性職員と変わりはなく、火災発生時には消防隊員として出動することもあります。

 私は、在職中に結婚、出産をし、産前産後休業・育児休業を約1年取得しました。消防のマタニティ制服もあり、産前休業前は安心して業務に就くことができました。復職後の現在も救急隊として24時間勤務しています。様々な子育て支援制度もあり理解し対応してくれる職場なので、育児・仕事に専念できています。

 消防はチームワークが大切です。女性だからできない・・・ではなく、男性であっても女性であっても、日々の訓練を通してコミュニケーションを図り、個々の能力を把握することで、強いチームワークが形成され、どのような現場でも迅速かつ的確な人命救助活動ができています。

 「消防」というと、火災や救急、救助現場へ向かう男性のイメージが強いと思いますが、それがすべてではありません。予防・警防・指令業務など多岐にわたります。市民に密接した消防業務だからこそ、女性が活躍できる仕事です。

 

平成30年度採用

 高等学校卒業後、当消防本部に採用されました。消防隊として火災現場や救急支援現場に出動していましたが、令和3年度から救急係に配属となり、主に救急機関員(運転手)として出動しています。当消防本部は少数精鋭のため、救急係に配属されていても火災現場へ出動することもあります。どんな現場でも臨機応変に活動できるよう、訓練に励んでいます。

 筋力など、男性職員に比べて力不足であることは否めませんが、消防の仕事は力がすべてではありません。救急現場では女性特有の疾患や傷病者に対しての観察、気遣い等、女性職員だからこそ気づくことも多くあります。また、火災や救助現場では狭隘な空間に進入することもあり、小柄な体格が役に立つこともあります。まだまだ消防業務は男性のイメージがあり、「女性の方もいらっしゃるんですね!」と驚かれることもあります。

 当消防本部にはオートロック機能付きの女性専用の仮眠室があり、専用の浴室・洗面所・トイレや洗濯機・乾燥機も完備しています。女性職員でも安心して24時間勤務ができる環境が整っています。私たちと一緒に働いてみませんか?

 

令和4年度採用

 高等学校卒業後、当消防本部に採用されました。現在は、消防救助係に配属され、火災現場や救急支援現場に出動しています。まだまだ経験や知識が浅く、不安もありますが、現場活動がスムーズにできるよう先輩方の指導の下で日々訓練に励んでいます。

 幼い頃からバスケットボールをやっていたため、体力や精神力には自信がありましたが、訓練や現場活動を通して、男性との力の差を感じることが多くあります。今後、力不足を補うためのトレーニングはもちろん、女性だからこそ活躍できることを少しでも多く見つけ、成長していきたいと思っています。

 私の今の目標は救助隊員になることです。「女性はなんか頼りない。」というような不安感を抱かせない、元気で信頼できる消防吏員になれるよう努力しています。

 菊川市消防本部は、男性も女性も働きやすい職場です。消防士の仕事に興味のある方、お待ちしています。

施設整備について

 当消防本部では、男女ともに働きやすい職場環境を整えており、女性職員が安心して24時間勤務できるための施設が整備されています。

仮眠室2仮眠室1

 

福利厚生について

 消防吏員は市役所の職員等と同様に、女性の活躍を支える充実した福利厚生制度が整っており、安心してライフステージにあった多様な働き方を選択することができます。

 ・産前休暇:産前8週間(多胎妊娠の場合は14週間)

 ・産後休暇:出産日の翌日から8週間

 ・育児休業:子が3歳に達するまでの間、取得が可能。

 ・看護休暇:小学校就学前の子を看護する場合、1年につき最大5日間取得可能。

 ・その他:妊産婦である女性職員が受ける母子健康法に基づく保健指導又は健康検査を受けるための休暇などがあります。

  このほか、介護休暇やボランティア休暇等、充実した福利厚生制度があります。

 


よくある質問と回答

お問い合わせ

部署名:菊川市消防本部 

電話:(0537)35-0119

ファックス:(0537)36-4996

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