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更新日:2025年10月28日
菊川市と「農業DXによる持続可能なきくがわのまちづくりに関する連携協定」を結ぶ株式会社エムスクエア・ラボの関連会社「やさいバス食堂株式会社」が、市の農産物を使った新メニューを開発しました。10月7日より同社が運営する「やさいバス食堂」(掛川市)にて、菊川産いちじくを使用した「菊川いちじくパンナコッタ」と、菊川産レモンを使用した「菊川レモンプリン」が11月下旬まで順次提供されています。「菊川いちじくパンナコッタ」には、JA遠州夢咲いちじく委員会が提供する品種「桝井ドーフィン」を使用。とろけるような果肉を持ち、皮が薄く甘味が強いのが特徴です。乳製品と相性抜群のいちじくを、牛乳たっぷりのなめらかなパンナコッタと組み合わせ、上品で満足感のあるデザートに仕上がりました。生産者の1人である同委員会の土井春雄さんは、「いちじくがデザートとしてこんなにも変わることに驚きです。最近は、子どもがいちじくを食べる機会が減っていると感じます。甘くて色の良いこのメニューをきっかけに、子どもたちがいちじくを食べるようになってくれればうれしいです」と話しました。「菊川レモンプリン」には、SmileFarm松下浩昭氏(菊川市認定農業者)が提供する品種「璃の香」を使用。従来の品種に比べて果実が約200gと大きい品種で、果皮が薄く、苦みが少ないため皮ごと利用できるのが特徴です。レモン半分相当の果汁を1カップに贅沢に使用し、すりおろした皮で香りをダイレクトに引き出した後味すっきりのプリンに仕上がりました。また、菊川産レモンを使用したデトックスウォーターも提供中です。生産者の松下浩昭さんは「メニュー開発者の方が収穫時期やレモンの特徴を理解した上で良さを引き出してくれました。レモンの可能性を広げてくれたと思います」と話しました。開発を担当したやさいバス食堂株式会社食堂事業部フードクリエイター堀西美那さんは「いちじくの色やレモンの皮を生かすなど、どちらのメニューも素材の良さを感じてもらえるよう工夫しました。このメニューを通じて、どちらの食材の魅力も多くの人に知ってもらえればうれしいです」と話しました。10月21日は、長谷川市長も当施設を訪問し、生産者や開発者の方々と意見を交わしながら実際に試食。素材の良さを生かした味わいに、笑顔で舌鼓をうっていました。




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