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更新日:2022年11月11日
日本の年間食品ロス量は522万トンにもなります。(令和2年度)
これは世界中で食べるものがなくて苦しんでいる人々に向けた世界の食料援助料の1.2倍にもなります。
これは日本に住んでいる人1人あたり毎日おにぎり1個分(約113グラム)を捨てているのと同じくらいの量になります。
食べられるものを捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?
食品ロスの半分は家庭から発生していると言われています。こんな理由で食品ロスが生まれていませんか?
●作りすぎて食べきれなくなってしまった。(作りすぎ)
●食べられるところまで切ったり剥いたりして捨ててしまう。(過剰除去)
●買いすぎて使い切れず、消費期限・賞味期限が過ぎてしまった。(買いすぎ)
●食べるのを忘れていてカビが生えてしまった。(食べ忘れ)
これらもすべて、食品ロスにつながってしまいます。
消費期限と賞味期限の違いを知ることで、食品ロスを減らすことができるかもしれません。
期限が過ぎたら食べないほうがいいものです。おいしく食べられる期間が短い食品に表示されています。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。
消費期限が表示されている食品は、食べられる分だけ買って、期限内に食べ切るようにしてください。
消費期限が表示されている主な食品は、弁当、調理パン、そうざい、生菓子類、食肉、生めん類などです。
おいしく食べられることができる期限です。消費期限に比べて、腐ったりしにくい食品に表示されています。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありませんので、煮たり焼いたりして工夫することで食べ切るようにしてください。
賞味期限が表示されている主な食品は、スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料などです。
ただし、消費期限も賞味期限も、袋や容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさが保証されたものとなります。
一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
食事前に買い物に行くと、余分なものまで買ってしまいがちです。なるべく空腹の時間を避け、買い物に行く前には冷蔵庫の中身を確認しましょう。
食べ残ってしまわないように、量を考えて作りましょう。
残さずに食べることで、食品ロスを減らすことができます。
お店の棚の手前にある商品は、消費期限や賞味期限が近いものが多いです。
奥から商品を取ると、手前の商品は売れ残ってしまい、返品されたり捨てられたりしてしまいます。
捨てられてしまう食品を減らすために、「すぐ食べるものは手前から」を心がけてください。
静岡県では、食品ロスを減らしていくため、家族で気軽に取り組めるキャンペーンを実施しています。市内の協力店で食事を食べきり、「クルポ」ポイントをためると、抽選で商品券や食事券が当たります。ぜひ、ご家族やお友達と一緒にご参加ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-040/tabekiri/160614.html( 外部サイトへリンク )
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