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更新日:2022年11月1日
黒田家代官屋敷は、この地を治めた旗本本多氏の代官にふさわしい建物がよく保存されているとして、昭和48年には長屋門と母屋が国の重要指定文化財に指定され、平成5年には米蔵・東蔵及び濠を含めた屋敷全体が指定を受けました。
長屋門は18世紀中頃の建築と見られ、置千木を11本置く茅葺きの屋根は桁行68尺(20.6メートル)に及ぶ大規模なもので、昭和51年の解体修理で元の姿に修復されました。
母屋は、安政の地震以後の建物と考えられ、建材には太い柱や梁を用いて構造的にも4尺幅(1.2メートル)で2列に柱を立て、梁を2層にわたして地震対策を施しています。
平成9年には解体修理を行い、綿密な調査とともに元の姿に復元されました。
また、濠は中世城館の遺構として近世・現世へと使われ続けられた貴重な遺跡です。
この建物は、現在も所有者の方が居住されていることから、母屋、東蔵、米蔵等の建物内部及び庭園に入ることをお断りしております。長屋門を見学される際は、母屋の内部を覗き込む等、所有者の迷惑になる行為をしないでください。
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