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更新日:2024年9月12日
よみ |
こくぞうさんふくぞういんせつぶんさい |
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区分 | 市指定文化財 |
種別 | 無形民俗 |
所在地 | 高橋4815、4816番地 |
指定年月日 | 平成9年1月29日 |
菊川市高橋地区にある虚空蔵山福蔵院で行われる節分祭は、明治時代の始めころから続くとされる行事で、平成9年(1997年)に小笠町(当時)の民俗文化財に指定されました。
本来は節分である2月3日に行われる行事でしたが、現在は基本的に2月の第一日曜日に開催されています。
また、未年は12年に一度の本尊ご開帳の年にあたり、節分祭では本尊の虚空蔵菩薩像とつながった白布に触れてお参りすることができます。
行事は以下のように行われます。
1.年男、年女や来賓、地区の世話人などの代表者がお堂で地域の無病息災などを願って祈祷を受けます。
(例年午前10時30分からと午後2時00分からの30分程度)
地域の老若男女をはじめとする節分祭の参加者も急な階段を上り、一年の無病息災を祈って参拝します。
虚空蔵菩薩は丑年と寅年生まれの守護本尊であるため、お堂の前には牛と虎の像が奉納されています。
かつては参道沿いに出店や焼き雛の市が並び、たいへんにぎやかであったそうです。
2.祈祷を終えた代表者が赤鬼と青鬼の先導でお堂の階段を下り、豆まき会場に向かいます。
ちなみに、お堂の階段はこんなに急な階段となっています。午前中は階段の中腹のお稲荷さん(赤い幟の立っているところ)でも祈祷を行ないます。
3.代表者の皆さんは厄除けや無病息災を願って参列者に豆をまきます。例年はお堂の下の本堂でまかれますが、雨天の場合などは山西地区の公民館に場所を移します。
例年子どもたちをはじめ地域の内外のみなさんが集まるにぎやかな行事となりますが、会場周辺は道の狭い箇所もあるため、お車でお越しの際は主催者の指示にしたがって安全に駐車されるようお願いします。
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