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更新日:2025年10月9日
令和7年10月8日、倉沢地区の荒廃茶園で、レモン苗の記念植樹が行われました!
本取組は、菊川市が牧之原市と共同で取り組む「ふじのくにフロンティア地域循環共生圏形成事業」の一環として実施。荒廃茶園の茶樹から製造したバイオ炭を農地へ施用し、環境に優しい農業を推進するとともに、レモンへの栽培転換を行うことで、牧之原市等を拠点にブランド化が進んでいる「波乗りレモン」として農業の新たな収益化を目指しています。
この日は、倉沢地区の荒廃茶園の茶樹を伐根した農地に、長谷川市長をはじめとする菊川市職員のほか、牧之原市を拠点とする「波乗りレモン部会」の会員や、地元の農業委員などおよそ20人が集まりました。
初めに本事業の受託事業者である、シンコムアグリテック株式会社の山村英司氏より、事業の概要及び現場説明が行われました。 山村氏は、「レモンは茶の収穫時期と重ならないので、茶農家が取り組むのにちょうど良い作物です。本取組は牧之原市を中心に徐々に浸透していますが、この取組を菊川市や周辺地域にも広げていきたいです。この取組が成功すれば、この地域は日本を代表する地方創生の地域になると思っています」と意気込みを語りました。
続いて「波乗りレモン部会」の木下和義会長が「本取組を持続可能な農業モデルにしていきたいです」と、長谷川市長が「波乗りレモンが、牧之原市だけでなく県内に広がっていくよう、情報発信を始めしっかりと寄り添っていきます」と挨拶しました。
その後、参加者の代表4人がレモン苗に土をかぶせ、この日は計20本の苗が植樹されました。今回植樹した苗からは、およそ3~4年で収穫が可能になります。
植樹後は、実際の波乗りレモンや、同レモンで作られたレモン緑茶やレモンティー、レモン農家で飼育されているヤギの乳から作られたミルクアイスの試食・試飲会も開催されました。




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