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更新日:2025年4月25日
帯状疱疹の予防接種は2種類あり、それぞれ接種回数や予防効果が異なります。
どちらを接種するかは、被接種者の判断になります。
乾燥弱毒性水痘ワクチン 「ビケン」 (生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」 (不活化ワクチン) |
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接種回数 | 1回 |
2回 1回目の接種から2か月以上の間隔をあけて接種 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果 |
50〜60% 5年を超えると有効性は低下すると言われています。 |
90% 9年後の時点でも80%以上の予防効果が確認されています。 |
副反応 |
注射部位の痛み、腫れ、発赤(3日〜1週間で消失) まれに接種後1〜3週間後に発熱や水痘様発疹がみられることがあります。 非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。 |
注射部位の痛み、発赤、腫れ、筋肉痛、倦怠感、頭痛など(3日〜1週間で消失)。 非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。
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接種ができない人 |
水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方 妊娠をしていることが明らかな方 免疫機能に異常をきたす疾患を有する人、および免疫力抑制をきたす治療を受けている方 |
本剤の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方 明らかな発熱、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方 |
接種間隔 |
予防接種前に生ワクチンを接種した場合は、接種した翌日から27日以上の間隔が必要です。 |
他の予防接種との接種間隔はありません。 |
医療機関で接種可能なワクチンの種類を必ず確認してください。
令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチン予防接種が国の定める予防接種の対象になります。
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
(参考 令和7年度の対象者)
60歳から64歳※免疫不全等 | 接種日当日の年齢 |
65歳 | 昭和35年4月2日から昭和36年4月1日生まれ |
70歳 | 昭和30年4月2日から昭和31年4月1日生まれ |
75歳 | 昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれ |
80歳 | 昭和20年4月2日から昭和21年4月1日生まれ |
85歳 | 昭和15年4月2日から昭和16年4月1日生まれ |
90歳 | 昭和10年4月2日から昭和11年4月1日生まれ |
95歳 | 昭和5年4月2日から昭和6年4月1日生まれ |
100歳以上 | 大正14年4月2日以前生まれ |
※上記令和7年度の対象者は令和8年度以降は対象になりません。
乾燥弱毒生水痘ワクチン:4,500円
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン:16,500円/回
市から対象者へ専用の予診票を送付します。
市から送付された専用の予診票を使用し、医療機関で接種
※市から送付された予診票を紛失等した場合、再発行いたします。電子申請から申請ください。電子申請はこちら( 外部サイトへリンク )
過去に帯状疱疹ワクチンを接種したことがある場合でも、市で接種履歴を把握していないため、全対象年齢に専用の予診票を送付します。過去の接種履歴に関係なく、令和7年度以降、定期接種として接種可能ですが、再接種(乾燥弱毒生水痘ワクチンの2回目、乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの3回目以降)の安全性や有効性の医学的根拠はありません。過去に接種したことがある方にも、予診票を送付しますが、接種を勧めるものではありません。接種の必要性を主治医と御相談ください。
予約等は医療機関に直接お問い合わせください。
市が交付する「予防接種依頼書」が必要になります。
予防接種依頼書は申請に基づき作成をいたします。申請から交付までに2週間ほど要します。余裕を持って申請してください。
菊川市総合保健福祉センター(プラザけやき内) 健康づくり課保健医療係
住所:菊川市半済1865番地
ファックス:0537-37-1113
電子申請はこちら( 外部サイトへリンク )
令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチン予防接種が国の定める予防接種の対象になりますが、対象年齢ではない方に対して接種費用の助成を開始します。
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
接種日当日に50歳以上の方かつ年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上にならない方
※年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方は定期予防接種の対象です。
乾燥弱毒生水痘ワクチン:4,000円
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン:4,000円/回
乾燥弱毒生水痘ワクチン:1回
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン:最大2回
接種前の事前申請になります。
申請書はこちら(PDF:86KB)
菊川市総合保健福祉センター(プラザけやき内) 健康づくり課保健医療係
住所:菊川市半済1865番地
ファックス:0537-37-1113
電子申請はこちら( 外部サイトへリンク )
接種後の事後申請になります。
菊川市総合保健福祉センター(プラザけやき内) 健康づくり課保健医療係
住所:菊川市半済1865番地
ファックス:0537-37-1113
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)ウイルスで引き起こる病気です。
水痘ウイルスに一度感染すると、治った後もウイルスは体内に潜伏していて、加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹として発症します。
50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
身体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが帯状に現れます。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。多くの場合は、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も痛みが続くこともあり、これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。50歳以上で、帯状疱疹を発症した人の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行すると言われています。
帯状疱疹の治療は、原因となっているウイルスを抑える抗ウイルス薬と、痛みに対する痛み止めが中心になります。帯状疱疹を引き起こすウイルスに直接作用する抗ウイルス薬は、症状が出てからなるべく早く治療を始めることが大切です。合併症や後遺症を引き起こさないためにも、帯状疱疹の疑いがある場合は速やかに受診しましょう。
帯状疱疹は、加齢や疲労などによる免疫力の低下に伴い、誰でも発症する可能性のある病気です。
日頃から十分な休息をとりながら、適度な運動の実施やバランスのとれた食事の摂取、睡眠不足の解消などを心がけ、疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましよう。
また、50歳以上の方については、帯状疱疹ワクチンを接種することも有効であるとされています。
よくある質問と回答
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