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更新日:2025年4月1日
令和6年4月現在、国内でもはしか(麻しん)の感染が報告されました。
はしか(麻しん)は感染力が強く、空気感染もするため、手洗い、マスクのみでの予防が難しくMRワクチン予防接種が最も有効な予防法と言われています。
定期接種対象者のお子さんは早めに接種を済ませましょう。
【MRワクチン予防接種対象者】
MRワクチン1期対象者:1歳から2歳の誕生日の前日までのお子さん
MRワクチン2期対象者:平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれ(年長児)のお子さん
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない方が感染するとほぼ100%発症します。
一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれています。
妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。妊娠前であれば未接種未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討してください。
既に妊娠している場合はワクチン接種を受けることができませんので、麻しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。
また、麻しん流行時に同居者に麻しんにかかる可能性の高い方がいる場合はワクチン接種等の対応についてかかりつけ医にご相談ください。
風しんは風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
風しんウイルスの感染経路は飛沫感染でヒトからヒトへ感染が伝播します。
まったく症状が出ない不顕性感染から重篤な合併症まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあります。
妊娠初期(20週以前)に風しんにかかると、胎児に感染し、難聴、白内障、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群をもって生まれてくる可能性が高くなります。
妊娠前であれば未接種未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討してください。
既に妊娠している場合はワクチン接種を受けることができませんので、風しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。
また、風しん流行時に同居者に風しんにかかる可能性の高い方がいる場合はワクチン接種等の対応についてかかりつけ医にご相談ください。
風しん第5期定期接種は令和6年度末で終了しました。
ただし、特例措置として令和6年度末までに抗体検査を実施し、抗体値が基準値以下であった場合、令和8年度末まで無料で予防接種を受けることができます。
対象の方には市から個別に案内通知を送付します。
市から対象の方に専用の予診票を送付します。
届いた予診票を医療機関に持参し接種してください。
※届いた予診票を紛失等し、再発行を希望する場合は電子申請から申請ください。電子申請はこちら( 外部サイトへリンク )
無料
対象者 | 静岡県内(静岡市及び浜松市を除く)に住民票がある者のうち、妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の同居者又は抗体価の低い妊婦の同居者 |
---|---|
事業内容 |
風しんに対する抗体(免疫)の有無を調べる検査を無料で実施。(助成を受ける場合は事前申請となります。) 抗体検査の結果、十分な免疫がないと判断された場合は予防接種をお勧めしますが、予防接種にかかわる費用は助成対象外となります。 |
費用 | 無料 |
事業期間 |
令和7年4月1日~令和8年3月31日 |
問合せ先 |
西部保健所地域医療課 住所:磐田市見付3599-4 電話:0538-37-2253 |
菊川市では以下の方に風しん予防接種費用の一部を助成します。
対象者 | 風しん抗体価が低い妊婦と同居している家族 | 風しん抗体価が低く妊娠を予定又は希望している女性 |
---|---|---|
助成回数 | 1人当たり1回 | |
助成額 |
風しんワクチン4,000円麻しん風しん混合ワクチン(MR)5,000円 |
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持ち物 |
(接種済証または問診票のコピー等)
(妊婦の名前、住所、風しん抗体価がわかればコピーでも可) |
(接種済証または問診票のコピー等) |
風しん抗体価基準 |
HI法:8倍以下 EIA価:6.0未満 EIA法:国際単位1.15IU/ml未満 ELFA法:国際単位2.25IU/ml未満 |
HI法:16倍以下 EIA価:8.0未満 EIA法:国際単位1.30IU/ml未満 ELFA法:国際単位2.45IU/ml未満 |
注:EIA価はデンカ生研社製、EIA法国際単位1.はシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティックス株式会社、ELFA法国際単位2.はシスメックス・ビオメリュー株式会社の風しんIgG測定キットを使用した場合の判定基準
現在、乾燥弱毒生ワクチン麻しん風しん混合(MR)ワクチンを生後12月~24月と小学校入学前の1年間の2回接種が努力義務になっています。
平成2年4月2日以降に生まれた方は2回ワクチンを受ける機会がありましたが、それ以前に生まれた方は、受けていても1回しか受けていません。
さらに昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回も受ける機会がなく、十分な免疫を持たない方もいます。
ご自身が予防接種を受けているか、母子健康手帳などで確認してみましょう。
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