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更新日:2022年6月22日
平成17年から稼働した環境資源ギャラリーの更新にあたり、安全安心で安定的な廃棄物処理施設整備のため、菊川市と掛川市では新たな施設について検討を進めています。
市は令和3年1月に策定した基本構想に基づいて、「一般廃棄物と産業廃棄物を併せて処理する民設民営の公民連携方式(※1)」を第一優先に検討してきました。
しかし、産業廃棄物受け入れに対する市民の不安の高まりや、昨年のリサイクルプラザの火災、世界的なカーボンニュートラル(※2)への取り組みの加速など、基本構想策定以降に社会情勢が急速に変化してきました。
これらのことを踏まえ、公民連携以外の方式を含めて再検討するため、菊川市と掛川市が合同で専門家6人による検討委員会(平井一之委員長)を今年3月に設置し、検討を行っています。
●公民連携方式(※1)・・・民間が行政と協定を結び、自らの資金で施設を整備、運営管理を行う方式のこと。
●カーボンニュートラル(※2)・・・炭素の排出と吸収などを均衡させること。
・想定されるカーボンニュートラル時代の社会の姿
・年度別施設運営費の見込み
・現施設を稼働しながら建て替えすることの可能性
◀検討委員会の様子
なお、検討の様子はライブ配信で広く公開するほか、録画配信も行っています。掛川市のホームページから視聴できますのでご覧ください。
●掛川市のホームページはこちら→https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/kurashi/gomi/haikibutusyori/iinnkai/( 外部サイトへリンク )
地元住民のさまざまな意見を建設計画に反映させるため、検討委員会での検討状況の報告及び西方地区環境対策委員会との意見交換会を、令和4年5月17日に西方地区センターで行いました。
参加者からは、「新しい廃棄物処理施設について、環境への影響がどう出るか心配」などの意見が挙がりました。
◀西方地区環境対策委員会への説明及び意見交換会の様子
今後も月1回程度検討委員会を開催し、環境政策の動向を踏まえたごみ量・ごみ質の試算や、それに基づく施設運営費の見込みなどさまざまな角度から検討を行います。
両市民にとって最も安全安心で安定的な施設が建設できるよう、8月をめどに最終的な方向性をまとめていく予定です。
◀更新時期を迎える環境資源ギャラリー
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