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更新日:2023年8月31日

令和5年度菊川市戦没者追悼式

「戦没者御遺族の手記」朗読動画

追悼式で実施を予定していた「戦没者御遺族の手記」朗読動画を作成しました。

朗読は、フリーアナウンサーの小沼みのりさんです。

「戦争のない平和な未来へ」

この動画が、みなさんが平和の大切さと尊さについて考える一助になれば幸いです。

追悼式の中止について

令和5年8月15日(火曜日)に、菊川文化会館アエル大ホールで開催を予定していた「令和5年度菊川市戦没者追悼式」につきましては、台風7号の接近が予想されることから、参列者の身の安全確保を最優先とし、中止とさせていただきました。

追悼の言葉(市長メッセージ)

ここに、令和5年の終戦記念日にあたり、市民を代表いたしまして謹んで戦没者の御霊に追悼の言葉を捧げます。

戦没者の皆様は先の大戦をはじめ、幾多の戦役において、凍てつく極寒の地で、あるいは灼熱の地で、ひたすら御家族の無事と祖国の平和と発展を願いながら戦火の中で倒れ、戦後に至るまで異郷の地に残され、帰らぬ人となったのであります。遠く離れた愛する家族や故郷を思い、夢や希望をその胸に抱きながら尊い命を捧げられました方々を想う時、尽きる事の無い深い悲しみが、胸にこみ上げてまいります。

先月発行した広報菊川7月号には、19歳の若さで特攻隊として戦死した服部吉春さんが幼い妹に宛てた短い手紙が掲載されています。

「さかえちゃん、昨日はお手紙ありがとう元気でいるそうですね 兄さんも元気ですよ しっかり勉強して皆に負けないようにね(さようなら)」

この手紙には離れて暮らす妹に向けた兄の優しい気持ちが綴られています。そして何気ない言葉の一つ一つに様々な思いが込められているのです。

また、残された御家族の不安は如何ばかりだったでしょうか。私も2人の祖父が出征しており、その時の心細い思いを2人の祖母から聞き、戦争の恐ろしさを幼心に感じていました。

御遺族の皆様におかれましては、最愛の肉親を奪われた深い悲しみを背負い、長い苦難の道を歩んでこられたことに対し、改めて心から深甚なる敬意を表します。

戦後の我が国の繁栄や、今日に至るまでの平和で自由な社会が築けたのは、戦争によってかけがえのない命を落とされた方々の、尊い犠牲が礎となっていることを、私たちは決して忘れてはなりません。

しかし、世界中の人々が望む平和は今なお遠く、昨年2月から始まったロシアのウクライナ侵攻は、世界中の人々を巻き込みながら今なお続いております。両国の兵士や市民を犠牲にしながら、新たな悲しみや憎しみの連鎖は続いています。彼らにも家族がおり、きっと良き父親、優しい兄だったはずなのに、何故互いに憎みあい殺しあわなければならないのでしょう。

人は何故、同じ過ちを繰り返すのでしょうか。

今、我が国では戦後生まれ世代が8割を超え、戦争の実体験者や、御遺族の方々も高齢化してきています。戦争の悲惨さや恐怖、残された家族の想いを風化させることなく次の世代に語り継いでいき、平和な日本をこれからも継承していくことが我々の責務であります。

菊川市としましても、遺族会の皆様の御協力を頂きながら、戦争の記録と記憶の伝承に努めてまいります。また、市民の命と暮らしを守ることを最優先に、次の世代を担う子ども達が夢と希望を抱ける街づくりを今後も進めていくことを戦没者の皆様に固くお誓い申し上げます。

結びに、全ての御霊の安らかな御冥福と、御遺族の皆様方の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げて、追悼の言葉とさせていただきます。

令和5年8月15日 菊川市長 長谷川寬彦

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(写真は令和4年度菊川市戦没者追悼式)

よくある質問と回答

お問い合わせ

部署名:菊川市健康福祉部福祉課

電話:社会福祉係(0537)37-1123

ファックス:(0537)37-1255

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