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更新日:2019年8月7日
「認知症カフェ」とは、、平成27年1月に国から示された「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を推進していくための「七つの柱」の中で示されている事業です。
これから、高齢化の進展に伴って認知症の人が増えていくことが見込まれています。
そのような状況の中で、“認知症の人の介護をしている人への支援を行うことが、認知症の人の生活の質の改善にも繋がる”との観点に立ち「認知症カフェ」を、実施すべき事業に挙げています。
もともと「認知症カフェ」は、認知症の人が積極的に社会との関わりが持てる環境を生み出すために、1997年にオランダで始まりました。
現在ではイギリスやフランスでも、同様の取り組みを進めているそうです。そして日本でも、平成30年度までに各自治体で取り組むことになっています。
菊川市では平成27年度から地域包括支援センターの主催で、認知症の人の介護者でないとわからない不安や悩みを話し合うことができる「介護なんでもおしゃべり会」を開催してきました(平成28年度は年4回実施)。
この取り組みが「認知症カフェ」とも言えるのですが、もう少し実施回数を増やし、この事業により多くの人が参加できる環境を整えたり、より多くの人に認知症への正しい理解を広げていく体制を作る必要があることから、今年度は月1回程度の開催をしていきます。
また居場所づくりや相談の場づくりはもちろんですが、菊川市立総合病院や家庭医療センター、キャラバンメイトなど、様々な専門職やボランティアの方の御協力をお願いして、認知症への正しい理解のための場づくりにも力を入れていきます。
平成30年度からは、市内2法人に委託をして実施しています。詳細は広報菊川に掲載されますので、ご覧ください。
この事業には、認知症のご本人や、その認知症の人を介護なさっている御家族はもちろん、御友人、地域の方、専門職、認知症に関心のある方、ボランティアの方など、どなたでも御参加いただくことが可能です。
周りに配置した○△□は、『丸だったり三角だったり四角だったりと、人生色々あるけど和していこう。またきてカフェにまた来てね。』という意味を込めています。
認知症になったとしても、周りの人の正しい理解とサポートにより、その後の人生も穏やかに生活ができるのだと言われます。またきてカフェで、新しい仲間と出会ってみませんか?そして、時には身体を使ったゲームをしたり、時には認知症の理解のためのお話しを聞いたり。ぜひ、御参加ください。
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