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救命処置の手順

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更新日:2020年10月14日

救命処置の手順

1 周囲の安全確認

  • 自分自身の安全を確認しましょう。

2 反応(意識)の確認

  • 両肩をやさしくたたきながら耳元で声をかけます。
  • 目を開けるか、なんらかの返答または目的のあるしぐさがなければ「反応なし」と判断します。

   ※反応(意識)があれば、訴えを聞き、必要な応急手当を行います。

意識の確認

 

3 119番通報と協力者への依頼

  •  反応がなければ協力者を呼んで119番通報の依頼とAEDの依頼をしてください。
  • もし、協力者がいない場合には、まず119番通報することを優先してください。

誰かAED依頼

 4 呼吸の確認

  •  「普段通りの呼吸」をしているかどうかを確認します。
  • そばに座り、10秒以内で胸や腹部の上がり下がりを見ます。
  • 次のいずれかの場合には、「呼吸なし」と判断します。

   ①胸や腹部の動きがない。  

        ②約10秒間確認しても「普段通り呼吸」かどうかがよくわからない。

  

 ※心停止が起こった直後には、しゃくりあげるような、途切れ途切れに起きる呼吸がみられることがありますが、

   「死戦期呼吸」といって、「普段通りの呼吸」ではありません。

 呼吸の確認

 5 胸骨圧迫

  • 「普段通りの呼吸」がない場合、胸骨圧迫を開始します。

   ※倒れている人がマスクをしていたら、外さずに胸骨圧迫を開始し、マスクをしていなければ、口と鼻に布をかぶせてから開始しましょう。

 

  • 胸の真ん中(胸骨の下半分)を圧迫
  • 強く(胸が5㎝沈み込むまで)
  • 速く(1分間に100~120回のテンポ)
  • 絶え間なく
  • 圧迫と圧迫の間は、胸がしっかり元の高さに戻るまで十分に力を抜く(胸から手を離さずに)

 胸骨圧迫1                                                    胸骨圧迫2

6 人工呼吸(省略可能) 

   ※人工呼吸を行うさいには、できるだけ感染防護具を使ってください。 感染防護具を持っていない場合、躊躇がある場合は、人工呼吸を省略して 

     胸骨圧迫を実施してください。

 

  •  30回の胸骨圧迫終了後、人工呼吸を実施します。 (人工呼吸は省略可能です。)
  • 気道確保を行い、鼻をつまんで相手の口を自分の口で覆います。そのまま1秒かけて息を吹き込みます。(2回)

   ※胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を救急隊と交代するまで繰り返します。

 人工呼吸1                                                     人工呼吸2

    AEDの使用手順

     心臓が突然止まるのは、心臓が細かく震える「心室細動」が原因となることがあります。 

     この場合には、できるだけ早く心臓に電気ショックを与え、心臓の震えを取り除くこと(除細動)がとても重要です。 この場合には、できるだけ早く心臓

     に電気ショックを与え、心臓の震えを取り除くこと(除細動)がとても重要です。

     AEDは、この電気ショックを行うための機器です。パッドを貼れば自動的に心室細動かどうかを調べて、音声メッセージで AEDは、この電気ショックを

     行うための機器です。パッドを貼れば自動的に心室細動かどうかを調べて、音声メッセージで電気ショックが必要かどうかを指示してくれますので、

     一般の人でも簡単で確実に操作することができます。

1 AEDの電源を入れる

  • AEDが到着したら横に置き、本体の電源ボタンを押します。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。)

     電源を入れたら、それ以降は音声メッセージの指示に従って操作します。

電源オン

 

 

 

 

2 電極パッドを貼る

  •  電極パッドを開封すると絵で貼り付け位置が書いてあるので、直接身体に貼り付けてください。
  • パッドを貼る前の確認3項目

     ①肌が濡れていないか(ふき取りましょう。)

     ②貼り薬の有無(剥がしてふき取りましょう。)

     ③埋め込み型の機械の有無(機械から避けて貼りましょう。)

  • ケーブルを本体へ差し込む機種もあります。

3

 

 

 

3 心電図の解析

  • AEDが、電気ショックが必要か不要かを判断するので離れてください。

 

4 電気ショック

  • AEDが、ショックが必要と判断したときに、ショックボタンを押すよう指示します。感電を防ぐため離れているのことを確認してください。

離れる 

 

 

 

 

5 心肺蘇生法を再開

  • 電気ショック後は直ちに心肺蘇生法を再開します。(人がいる場合は2分を目安に交代します。)

 

    ※心肺蘇生法を中止する条件は・・・

    ①救急隊が到着して代わるまで

    ②身体が動き出したり、声を出したり、正常な呼吸をした場合!

 

  ※普通救命講習会では、より詳細な説明や実技を受けることができます。  ※消防本部受講案内にリンク

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

よくある質問と回答

お問い合わせ

部署名:菊川市消防本部 

電話:(0537)35-0119

ファックス:(0537)36-4996

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