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ホーム > 市政情報 > ”旬感”まちのニュース > 2021年度 > 令和3年6月まちの話題を紹介します

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更新日:2021年6月30日

令和3年6月まちの話題を紹介します

6月30日(水曜日)東遠地区消防本部連携訓練が実施されました

6月30日、市消防本部で令和3年度東遠地区消防本部連携訓練が実施されました。市消防本部と御前崎市消防本部、掛川市消防本部と県西部ドクターヘリスタッフが初めて共催。災害時に傷病者を適切な医療機関に搬送し、救命率の向上を図るため、ドクターヘリスタッフと近隣消防本部との連携強化を目的に、多数傷病者事案対応訓練を実施しました。
はじめに、自動車とトラックの衝突事故による衝撃で、傷病者を乗せた自動車1台が水のない調整池に転落した想定で訓練を実施。市消防隊が現場に駆けつけて車から負傷者を救出し、ロープで引き上げました。次に、救助者の重症度によって治療の優先度を決めるトリアージが行われました。最後に、掛川市消防隊と御前崎市消防隊、ドクターヘリコプタースタッフが救命処置に加わり、近隣病院への搬送が連携して行われました。
他にも、火災現場を想定した救急救助も行われ、同様に要救助者の発見から病院搬送までの流れを確認しました。また、救助に向かった隊員3人が受傷したことも想定され、本番さながらの緊張感の中で行われました。
市消防署指揮係長の酒井達矢さんは、「自分の身を守った上で、傷病者や仲間の隊員を助ける技術と危機管理意識の向上を図りました」と話しました。
引っ張り上げる手順を確認火災に巻き込まれた隊員を救助救命処置を行う

6月30日(水曜日)地域で活躍している人の講話を聞きました

6月30日、内田小学校で地域で活躍している人の講話が開催されました。6年生27人は、総合的な学習で「菊川を良くするために自分には何ができるか」をテーマに学習しています。同地区内で農業を営んでいる井指康宏さんを講師に招き、ドローンを活用して農業を行うきっかけや思いを聞きました。
井指さんは、県内で初めて産業用ドローンの販売・整備・教習を行う総合施設を開業しました。自身も、ドローンを活用して減農薬でお米を栽培しています。「農業を生きがいとして続けている高齢者もいることを知り、手助けをしたいと思って始めました」と話しました。また、保育園で行っている食育ボランティアでは、「園児にお米もつながっていく命である」と教えていることを話されると、児童は熱心に聞きました。その後、実際にドローンを使って農作業を行っている動画を見ました。
最後に、児童たちは運動場に出ると、井指さんがドローンの操作方法を説明しながら、飛ばして見せました。ドローンは16キロの重さまで持ち上げられることや、GPSを活用してむらなく効率よく農薬散布などができることを教わると児童は驚いた様子でした。
井指さんからドローン説明ドローンの操作を教える実際に飛ばす

6月29日(火曜日)小笠南小学校でバスの乗り方教室が開催されました

6月29日、小笠南小学校でバスの乗り方教室が開催されました。2年生の生活科学習の一環として、しずてつジャストライン(株)浜岡営業所の増田宗之副所長を講師に迎え、実際のバスを使用して乗り方や車内でのマナーを学びました。
2年生23人は、バスの長さや乗車人数などのクイズをとおして、バスの知識を深めた後、乗車から降車までの一連の流れを教わり、実際に整理券を取ったり、降車ボタンを押したりしました。また、「車内では静かにする」や「席が空いていたら座る。空いていなかったらつり革や手すりを持つ」などの注意事項や、バス周りの危険な場所を学びました。
参加した児童は、「バスの乗り方がわかりました。1人でバスに乗れるようになったら、掛川花鳥園へ行ったみたいです」と話しました。
講師を務めた増田さんは、「安全のためにも席が空いている時は座ってほしいです。そして、車いすの人や、身体が不自由な人が来たら席を譲るなど、思いやりを持ってバスを利用してほしいです」と話しました。

バスの乗り方講座小笠南小学校1バスの乗り方講座小笠南小学校2バスの乗り方講座小笠南小学校3

6月27日(日曜日)「世界一簡単!?な味噌づくり教室」が開催されました

6月27日、プラザきくるで「世界一簡単!?な味噌づくり教室」が開催されました。誰でも気軽にカルチャーを楽しみ、地域活性化に貢献することを目的とする「キクルデツクル」のメンバーである、季節の果物発酵工房「なちゅふる」を営む横山マミさんが開催。親子や夫婦など7組10人が参加し、コロナ禍で自己免疫力を高めるために、いつでも手軽にできる味噌の作り方を教わりました。
参加者は、大豆を蒸して潰す手間を省いた、おからや豆乳で作れる味噌作りに挑戦。まず、麹やおからを混ぜ合わせ、柔らかくほぐした後、豆乳を加えながら均等に混ぜて粘土くらいの固さにします。その後、空気を抜いて固めながら手のひらサイズの味噌玉を作り、最後は袋に叩きつけるようにして詰めました。これを各家庭に持ち帰り発酵させると、8月上旬にみそが完成します。
参加した小学1年生の男の子は、「こねるのが楽しかったです。夏休みの自由研究にして、色が変わるのを見たいです」と話してくれました。横山さんは、「手作り味噌は、季節の変化で味が変わっていくので、1年で2度楽しむことができます。子どもでも作れるので、自分で作った味噌を食べることで、好き嫌いが無くなるきっかけになると思います」と話しました。
親子でおからを混ぜる夫婦でも参加袋に詰める

6月27日(日曜日)わらび座ミュージカル「北斎マンガ」が公演されました

6月27日、文化会館アエル大ホールで、わらび座ミュージカル「北斎マンガ」が公演されました。およそ370人が訪れ、90年間の生涯で3万点を超える作品を残した浮世絵師の葛飾北斎をダイナミックに描いたミュージカルを楽しみました。
物語は、生涯に渡って「生きる面白さ」を発見し続け、どこまでも納得のいく絵を求めて描き続け、絵師として自分自身を貫いた葛飾北斎の破天荒な生き方を中心に進みます。また、北斎に自分の夢を重ね、支え続ける妻のおことや、北斎の娘で絵師を目指しながらも女性だからと認められないお栄などが、出演者により演じられました。自分の好きなことをただひたすらにやり抜くことや、その姿を見て支える周囲の人の温かさに触れ、客席からは大きな拍手が送られました。
公演後には、わらび座スタッフが照明や音響、大道具などの舞台の裏側を紹介。照明は、空間を染めて役者の気持ちを表していることなどを、舞台シーンを振り替えりながら説明しました。また、上演中に垂れ下がっていた幕は、実際の北斎マンガをもとに大道具スタッフ34人が7日間描き続けて完成させたことなどが話されると、観客は驚きの声をあげました。
ロビーには、常葉大学附属菊川高校の生徒と参加した子どもたちが、5月23日に開かれたワークショップで富嶽三十六景の作品を巨大ちぎり絵として制作したものが展示され、公演を盛り上げました。
わらび座クライマックス舞台裏を紹介するロビーには巨大ちぎり絵

6月26日(土曜日)「つながる菊Café」がオープンしました

6月26日、市役所庁舎東館で「つながる菊café」が開催されました。市民活動団体つながる菊Caféプロジェクトが、「未来を生きぬく力をともにはぐくもう!」をキャッチコピーに新たに開催するもの。10代から50代の学生や社会人、地域活動をしている人など10人が参加し、世代を超えた交流を楽しみました。
はじめに、同団体の星野洋美さんが、「今日はそれぞれの経験を生かして、色々なことを話してください。全員参加で楽しいひと時を過ごしましょう」とあいさつしました。
次に、参加者は2つのグループに分かれ、カードを使って自己紹介しました。写真とそれを象徴する言葉が書かれた65枚のカードが机の上に並べられ、今日の気分で1枚を手に取り、名前と住んでいるところに加え、そのカードを選んだ理由を話しました。スイカの果肉の写真に「気づき」と書かれたカードを選んだ人は、「夏といえばスイカだと思って選びました」と答え、蛇口から水を飲む猫の写真に「解決策」と書かれたカードを選んだ人は「猫を飼いたいと思っていたので選びました」と話すと、ほかの参加者からは笑みがこぼれ、会話が弾みました。
さらに、さまざま国の国歌の演奏を流し、どんな印象を受けたかや、どこの国の国家だと思うかを考えるゲームでは、4つの国歌が流されました。参加者は「CMに使われていそう」や「気品がある感じ」、「長い歴史を感じさせる」など、それぞれの感想を発表し国名を予想。正解が発表されると、意外な国名に驚いていました。また、日本の名曲「涙そうそう」を日本語や沖縄語、ハワイ語や英語と別の言語や編曲で歌った音源を聴き比べ、それぞれの思った感想を出し合い、同じ曲でも言葉が違うと印象が変わることを実感しました。
最後に、参加者全員が車座になり、「世代の違う人と違う国の歌を聞いて、自分にない考えに触れることができました」や「10代の人が積極的に手を挙げて発表している姿を見て、自分から何でも言っていいんだと思えました」などの感想が発表されました。
主催した同団体の太田理恵さんは、「普段の生活では話すことがない人同士が話すことで、色々な価値観に触れ、ゲーム感覚で多様性を身につけられる場になればと思っています」と今後の意気込みを話しました。
つながる菊caféは令和4年1月22日(土曜日)まで、毎月1回のペースで開催を予定しています。次回は、7月31日(土曜日)に「多文化間シミュレーション」をテーマに開催します。ぜひご参加ください。

つながる菊cafe1つながる菊cafe2つながる菊cafe3

6月26日(土曜日)小笠図書館で赤ちゃん絵本のブックトークが行われました

6月26日、小笠図書館で赤ちゃん絵本のブックトークが行われ、乳幼児の親子5組と読み聞かせボランティア2人が参加しました。「親子で絵本を楽しもう!」をテーマに、子育て世代と子育てをサポートする世代に向けて開催。図書館の司書が、おすすめの本の選び方や読み聞かせの方法を紹介しました。
はじめに、同館の司書河原崎夏子さんが、乳児期の読み聞かせについて「おと」「うた」「ふれあい」の3つのテーマに沿って絵本を紹介しました。河原崎さんは、「赤ちゃんは、視力が発達途中ですが、耳はお腹の中にいるときから聞こえています。『もこもこ』や『ぷかぷか』といったオノマトペが使われている絵本は、赤ちゃんも大好きです」と解説。実際に河原崎さんが読み聞かせをすると、乳児たちは、絵本をじっと見つめたり、手をたたいたりして反応していました。また、「赤ちゃんの読み聞かせは、最後まで読み切る必要はありません。気に入ったページを繰り返したり、途中で戻ってみたり、赤ちゃんのペースに合わせて楽しく読んでみてください」と説明すると、参加した保護者は真剣に聞いていました。
次に、司書の後藤明美さんが、「せいかつ」「あそび」「よみもの」のテーマに沿って絵本を紹介。逃げ出した金魚がどこに隠れているかを見つける遊びができる絵本の一部を読みながら、「絵本を普段の生活に取り入れることで、赤ちゃんとのコミュニケーションをとることができます」と絵本を使った遊びについて説明しました。また、「この本読んであげたいなと思った日が、読み聞かせをはじめる日です。皆さんの家庭が絵本と笑顔で満たされますように」と思いを話しました。
8カ月の娘と参加した落合智(さとし)さんは、「絵本の読み聞かせのやり方や、どんなジャンルの絵本があるのかわかりました。家でも読み聞かせをしてみたいです」と話してくれました。

赤ちゃん絵本のブックトーク1赤ちゃん絵本のブックトーク2赤ちゃん絵本のブックトーク3

6月26日(土曜日)みなみこども園園児が園庭に芝生の苗を植えました

6月26日、みなみこども園の園庭で、園児と保護者が芝生の苗植えを行いました。公益財団法人静岡県グリーンバンクの助成制度である「令和3年度園庭等芝生化モデル事業」を菊川市内のこども園で初めて活用したもので、NPO法人グラウンドキーパーズの2人を講師に招き園児や保護者およそ130人が、手作業での苗植えに挑戦しました。
はじめに、静岡市の同法人の山本裕之さんが、「シャベルを使って5cmくらいの穴を掘って苗を入れてください。その後、掘った土に肥料を混ぜて苗にかぶせ、最後に足で軽く踏んで平らにならしてください」と芝生の植え方を説明しました。説明を聞いた保護者と児童は、芝生の苗を受け取り、苗植えに挑戦。固い土に苦戦しながらシャベルで穴を掘り、園庭に引かれた50cm四方のマス目に合わせ、丁寧に苗を植えていきました。開始からおよそ2時間で園庭の中央およそ380平方メートルの範囲に1600株の苗が植え終わりました。
参加した大池りほちゃんは、「穴を掘るのが疲れたけど、楽しかった」と話し、保護者の大池ちほさんは、「芝生の成長が楽しみです。裸足で走ったり、寝転がったりして遊んでほしいです」と話しました。
芝生は、助成制度を活用して設置した自動散水機を活用して毎日水やりなどを行い、順調に育つと9月末には、園庭に芝生が広がる予定です。

みなみこども園芝生3みなみこども園芝生1みなみこども園芝生2

6月25日(金曜日)菊川東中学校で防災学習が行われました

6月25日、菊川東中学校で防災学習が行われました。総合的な学習の時間の一環で、3年生105人が「ふじのくにジュニア防災士」の資格を取り、地域防災で活躍できるようになるため、県危機管理課職員の佐藤康光さんを講師に招き、講話や防災ゲームなどを通じて防災について学びました。
生徒は、災害時判断ゲーム「クロスロード」を行い、災害時の判断すべき場面を例に、災害対応時に直面する究極の選択について、グループで話し合いました。「学校の休み時間中に地震が起きたら、みんなと一緒に外に出て逃げるか」という質問では、「みんなが逃げているから逃げた方が安心する」と言う児童や、「外にいたら物が降ってくるかもしれないから逃げない」と考える児童など、さまざまな意見が交わされました。
講師は、「倒れる物や落ちる物、動く物から命を守りましょう。いざという時にために、避難場所や集合場所など家族と話し合いましょう」と呼びかけました。
参加した鈴木翔子さんは、「『お年寄りががれきの下敷きになっていたら助けるか?』という問いに、私は助けようと思っていましたが、周りの人を呼んでから一緒に助けるという意見も聞き、視野が広がりました」と話してくれました。
グループでどう判断するか考える1グループでどう判断するか考える2講師の説明を受ける

6月25日(金曜日)「きくがわ高校生まちづくりスクール」が開催されました

6月25日、プラザきくるで「きくがわ高校生まちづくりスクール」が開催されました。全5回の講座をとおして、高校生の企画やアイデアをまちづくりに生かす講座で、県西部では初開催です。NPO法人わかもののまちの土肥潤也さんを講師に迎え、地元の高校生14人が参加しました。
第1回となる今回は、参加者同士が交流し、自分の興味関心のあるものや取り組んでいることなどを言葉にして、自己紹介や自己分析を行いました。参加者からは、お祭りやアニメなどの身近なものから、観光や福祉、少子高齢化などの地域課題まで、さまざまな関心事が挙げられました。その後、関心事の現状や理想とする未来を考えました。土肥さんは、「自分と相手と対話をして考えを深め、自分事として考えることが大切です」と話しました。参加者から、「コミュニケーションの輪を広げたい」や「ITやAIで生活を便利にしたい」など、本講座で取り組みたいテーマを1人ずつ発表し、グループ作りが行われました。
今後は、地域課題に取り組むNPOなどでインターンシップを体験しながら実現可能なプロジェクトを提案し、実施していきます。
グループで自己紹介1グループで自己紹介2みんなの前で発表

6月22日(火曜日)加茂小学校4年生が水生生物調査を行いました

6月22日、加茂小学校の4年生が学区内を流れる西方川で水生生物調査を行いました。身近な川のきれいさを知り、環境問題への関心を高めることが目的。市環境推進課職員の指導のもと、同校4年生児童82人が川の水質を調査しました。
児童は、川の中に入り、タモやバケツを使ったり、石をひっくり返したりしながら、さまざまな生物を捕まえました。その後、捕獲した生物たちがきれいな水に生息しているのか、汚い水に生息しているのか、資料を参考にしながら分類。ヨコエビやミヤワカトンボが多かったことから、「とてもきれいな水」であることが分かりました。
生物調査が終わると、今度は有機物の量で水質を調べるパックテストを行いました。同テストは、チューブに水を入れると水質によって色が変化するもので、1人ずつ川の水を調べたところ、多くの児童がピンク色になり、こちらも「きれいな水」と結果が出ました。
参加した山本朔也さんは、「きれいな川を守るために、ごみを捨てずに見つけたら拾うようにしていきたいです」と話しました。
みんなで生き物を探す網ですくって生き物を探す見つけた生き物を調べる

6月22日(火曜日)菊川中央こども園で花火教室が開催されました

6月22日、菊川中央こども園で花火教室が開催されました。園児に、正しい花火の遊び方や火の危険性を学んでもらうことが目的の恒例行事。同園の園児134人が花火の注意点などの話を聞き、そのうちの年長児45人が花火体験を行い、火の安全な使い方を学びました。
はじめに、消防署員が「やけどをしないように体から離して花火を持ちましょう。終わったら水の入ったバケツに入れて火を消しましょう」などと、花火の安全な遊び方を説明。その後、年長児は教わった花火を安全に楽しむ方法を実践。消防署員や女性消防団員と一緒に花火体験をしました。
体験した園児は、「大人と一緒に花火をやる」「1本ずつ持ってやる」など、楽しく花火をするために気を付けることを話してくれました。髙岡宏行消防士長は、「大人の人は、子どもたちの動きを見て、周りの安全を確認して花火を楽しんでください」と話しました。
同教室は、6月から7月にかけて、市内幼稚園・保育園・認定こども園で行われます。
消防署員の説明を聞く花火に挑戦1花火に挑戦2

6月22日(火曜日)内田小学校6年生が上倉沢にある「せんがまちの棚田」について学びました

6月22日、内田小学校6年生が上倉沢の棚田「せんがまち」について学びました。農業や自然への関心を高めることが目的で、児童27人が、NPO法人せんがまち棚田倶楽部の堀延弘事務局長から棚田の生き物や世界農業遺産「茶草場農法」の話を聞きました。
堀さんは、スライドや写真パネルを使いながら、棚田の歴史やすんでいる生き物について説明。「棚田では、お茶碗1杯のお米ができるまでに、カエルやゲンゴロウ、草花などの生き物たちも一緒に育てています」などと話すと、児童たちは真剣な表情で聞いていました。また、茶草場と棚田が密接にかかわっていることも説明。「おいしいお茶づくりのために実施している草刈りが、生体系の維持に必要だということがわかり、世界農業遺産に認定されました」と話しました。さらに、茶草場に住んでいるカヤネズミについて「昔から稲を食べる害獣と言われていましたが、最近の研究でヒエやアワを食べ、米の生育を助けてくれる生き物だということがわかってきました」と話すと、児童たちは驚きの声を上げました。
最後に堀さんが、「昔から営まれてきた人と生き物たちの暮らしが棚田にはあります。人間が関わることで守られる生き物がいます。人間も生体系の一部として暮らしていく文化が『せんがまち』には残っているのです」と授業を締めくくりました。
授業を聞いた児童は、「田んぼの周りにいろんな生き物がいることがわかりました。もっと自然を大切にしたいと思います」や「棚田を守ることで生き物も守っていてすごいと思いました」と、感想を発表しました。

棚田授業1棚田授業2棚田授業3

6月22日(火曜日)菊川東中学校で「躍動賞」の表彰式が行われました

6月22日、菊川東中学校で「躍動賞」の表彰式が行われました。「躍動賞」は、昨年度から設けられたもので、同校の重点目標である「自ら気づき→行動する」を日々継続して実践している生徒に贈られるものです。今年度初の表彰式となった今回は、「積極的に友達の仕事を手伝う」や「自ら工夫して様々な勉強法に挑戦」、「怪我をした下級生に優しく寄り添う」といった行動を続けた1年生1人、2年生2人、3年生2人が受賞しました。
授賞式は1階の共用スペースで行われ、山崎公男校長から生徒へ表彰状が手渡される模様が各教室のテレビで放映されました。受賞した落合未羽さんは、「常に周りを見て行動することを心掛けてきました。これからも周囲に目を配り、困った人が居たら助けてあげたいです」と話しました。山﨑校長は、「『躍動賞』は、1回良いことをしただけでは受賞できません。良い行動を継続していくことが重要です。受賞することがとても素晴らしいことだと生徒が思ってくれるように、学校全体で取り組みを続けていきたいです」と話しました。

菊川東中躍動賞1菊川東中躍動賞2菊川東中躍動賞3

6月21日(月曜日)菊川改修期成同盟会が河川功労者として表彰されました

6月21日、菊川改修期成同盟会が河川功労者として(公社)日本河川協会と静岡県河川協会から表彰されました。市役所本庁舎2階庁議室で、袋井土木事務所酒井浩行所長から期成同盟会会長である長谷川寬彦市長に、表彰状が手渡されました。
同会は、大正10年に国に河川改修を要望する運動団体として全国で初めて結成され、昭和8年から国による堤防整備や河道掘削などにより、災害の防止や被害の軽減に成果をあげるなど、結成100年の長きにわたり治水事業の促進に貢献してきました。さらに、かわまちづくりの取り組みや流域治水協議会の設立にも貢献してきました。
酒井所長は、「現在も西方川の改修などを行っていますが、長年にわたる河川改修の取り組みが評価されたものだと思います」と話し、長谷川市長は、「100年の間には多くの水害がありました。このような賞をいただけて大変光栄です」と話しました。

河川功労者表彰1河川功労者表彰2河川功労者表彰3

6月18日(金曜日)小笠東小学校2年生が学校周辺の施設見学を行いました

6月18日、小笠東小学校児童が、学校周辺の施設見学を行いました。自分たちの住んでいる学校周辺の施設を知り、地域で働く人から話を聞くことを目的に開催。2年生児童34人が2グループに分かれ、小笠東地区コミュニティセンターと川上郵便局を見学しました。
小笠東地区コミュニティセンターでは、施設内にある部屋を一つずつ見学。多目的ホールでは、定期的に卓球を行う高齢者グループの利用状況を見学しました。調理室では、電子レンジやコンロがたくさんあることに驚いていました。最後に、同センターの白岩真弓事務長に「調理室はどんな時に使っていますか」「どんな人が利用していますか」と質問。白岩事務長は、「調理室は、パン作りのサークルや男の料理教室、そば打ち講座で利用されています。普段は高齢者が多いですが、皆さんもぜひ遊びに来てください」と話しました。
次に、児童は学校から徒歩1分の位置にある川上郵便局を訪ね、中山広基郵便局長から説明を受けました。中山局長は、「窓口で荷物を預かって、全国へ届けています。他にも、貯金や保険の受付も行っています」と説明しました。児童たちは、荷物の重さを量る機械や厚みを測る器具を興味深そうに見ていました。
質問タイムでは、「ポストの中はどうなっていますか」や「届ける人の場所が何でわかるのですか」といった質問が出され、中山局長は、「ポストには料金が決まっている郵便物が入っていて、決まった時間に配達員が取りに来ます」「皆さんから住所の届出があるので、その住所を見て届けています」と答えていました。
参加した児童は、「郵便局は遠くまでお手紙を出せてすごいなと思いました」と感想を話しました。

東小地域施設見学1東小地域施設見学2東小地域施設見学3

6月17日(木曜日)横地小学校でものづくりマイスター魅力講座が開催されました

6月17日、横地小学校でものづくりマイスター魅力講座が開催されました。ものづくりマイスターの高度な技術とものづくりの楽しさを体験し、興味を持つことが目的。同校6年生28人が参加し、銅板を削って絵を浮かび上がらせる「銅板へら出し」が行われました。
児童は、講師のものづくりマイスターから銅板や道具の使い方、彫り方の説明を聞いた後、銅板へら出しに挑戦。児童は、アヤメの下絵を描いた銅板に竹のへらを使って、銅板を押し出し、作品を完成させました。その後、ものづくりマイスターが銅板とベニヤ板を貼り付け、金属磨きできれいに磨いた後、錆ができないようにラッカーで塗装をしました。参加した伊藤智洋莉(ちより)さんは、「絵を立体的に出すときに、銅板を押し出すための力が必要で難しかったです。でも、みんなでやったから楽しかったです」と、また、早戸千扇(せん)さんは、「絵を浮かび上がらせるのは簡単だと思ったけど、実際は意外と力を使って大変でした。1つのものを作り上げることができて楽しかったです」と話しました。
横地小ものづくりマイスター講座1横地小ものづくりマイスター講座2横地小ものづくりマイスター講座3

6月16日(水曜日)第1回菊西学舎運営協議会が開催されました

6月16日、市役所庁舎東館プラザきくるE301会議室で「第1回菊西学舎運営協議会」が開催されました。同協議会は、「学びの庭」構想・小中一貫教育を進める菊西学舎のさまざまな取り組みについて、意見やアイディアを出し、学校や地域、家庭が一体となって子どもたちを育てる活動に取り組む組織。地区自治会代表や学校評議員など37人が参加しました。委員長選出の後、「学びの庭」構想や、菊西学舎が目指す姿の紹介、意見交換が行われました。
学舎コーディネーターが、「学びの庭」構想で目指す姿を図や写真を使って説明。その後、菊川西中学校校長が菊西学舎の構想図や、岳洋学舎で行っているもの、将来図の紹介をしました。また、菊西学舎で取り組む「学びの庭」の意見交換では、「菊西学舎での取り組みを、各自治会に伝えているのか」、「学校と地域が協力するための時間がとれるのか」などの意見が出ました。

菊西学舎協議会1菊西学舎協議会2

6月16日(水曜日)「【学びの庭】内田小学校内田100選講話関口隆吉」が行われました

6月16日、内田小学校で「内田100選講話関口隆吉」が行われました。内田地区にゆかりのある偉人、初代静岡県知事関口隆吉の功績を地元の子どもたちに広めるために開催。地元で関口隆吉の顕彰活動を行っている鈴木邦雄氏を講師に招き、同校4年生27人が地域の偉人について学びました。
関口隆吉は、幕末から明治期にかけて活躍した人物です。現在の内田地区月岡の地に住み、牧之原大茶園の開拓や堀之内駅(現在の菊川駅)の開駅など菊川市の発展に大きな功績を残しました。
鈴木さんは写真や地図を使い、児童に質問しながら関口隆吉の生涯をわかりやすく説明。「困った人を助ける、それが関口です。なぜ月岡の地に住んだのかが書いてある本が小学校の図書室にもあるので、読んでみてください」と話しました。
参加した堀内翠明(みあ)さんは、「関口隆吉さんは、自分のことだけ考えるのではなく、人のことを考えて行動していてすごいと思いました」と話してくれました。

内田100選講和関口1内田100選講和関口2内田100選講和3

6月15日(火曜日)企業のCSR事業で高齢者のワクチン接種予約を無料サポート

6月15日、プラザきくる2階多目的エリアで、企業による新型コロナウイルスワクチン接種予約の無料サポートが開催されました。市民協働センターで講師としても活躍していた株式会社カインドBizがCSR事業(企業の社会貢献活動)として実施。訪れた市民が、同社のスタッフに手伝ってもらいながらワクチン接種予約を行いました。
開始時刻の午前9時になると、3名の市民が来場。自身のスマートフォンや市からの通知を用意すると、同社のスタッフが、「ここにIDとパスワードを入力してください」や「パスワードは後で変更しておくと安全です」と丁寧に操作方法を教えていました。参加者は、慣れない操作に戸惑いながらも、20分ほどで予約受付を完了することができました。
70代の女性は、「1人では難しくてできませんでしたが、教えてもらいながらだと気持ちが楽で、助かりました」と話しました。
同社の横石潤一郎代表は、「普段の業務でインターネット環境の設定代行を行っている中で、ワクチン予約が難しいという声が多くあったことから、今回開催しました。高齢者がインターネットを使えないと不便な時代が来ています。ワクチン予約をきっかけに、慣れていってくれるとうれしいです」と話しました。
最終的に、およそ20人の市民が訪れ、予約受付を行いました。

カインドBiz接種予約サポート1カインドBiz接種予約サポート2カインドBiz接種予約サポート3

6月14日(月曜日)横地小学校で「水の出前講座」を開催

6月14日、横地小学校で静岡県水利用課が実施している「水の出前講座」が開催されました。環境をテーマに1年間をとおして学ぶ総合学習の一環として行われ、同校4年生17人が参加。同課職員の鈴木和幸氏を講師に招き、水の大切さについて学びました。
はじめに鈴木氏から、普段使っている水がどのように循環しているかについて説明。その後、水を出したままにするとどのくらいの水が無駄になってしまうのか実験をしました。また、牛淵川の水や、水道水など身の周りの水が、魚が住める水質なのかを色で調べるパックテストを行うと、魚が住める水質と結果が出ました。その牛渕川の水にジュースを5滴混ぜて同様にテストすると、水質が悪くなり、魚が住めない水質になるとわかりました。児童は水質の変化を見ると、色の違いに驚きました。
最後に鈴木氏は、「今日学んだことを家に帰ったら家族と話してください。そして水を無駄にしないためにできることを探して行動してください」と話しました。縣慶一郎くんは、「これからも魚の住める水を守るために、石鹸やシャンプーの量を少なくしたり、川にごみを捨てないようにしたりしようと思います」と話してくれました。

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6月12日(土曜日)田んぼアートがやぐらから鑑賞できます

6月12日から、田んぼアートをやぐらから鑑賞できます。水田をキャンバスに見立て、色の異なる古代米の稲を使って巨大な絵を描きだす「田んぼアート」。地域おこしなどを狙いに、市観光協会や地元有志、JA遠州夢咲などが実行委員会を組織し、平成20年から内田の稲荷部地区で行われている恒例行事です。14回目となる今年の図柄は、新型コロナウイルス退散の願いを込めてアマビエ。常葉大学造形学部の学生によるおよそ10点の応募から実行委員が選んだもので、白や黄色、赤紫などの8種類の稲で表現されています。
会場に、田んぼアートを眺めることのできるやぐらが用意され、8月15日(日曜日)までの土日祝日はやぐらからの鑑賞ができ、およそ7メートルの高さからの鑑賞を楽しめます。また、やぐら鑑賞のできる同日には、地元の農産物や竹で作られた箸やスプーン、田んぼアートに使われた古代米の苗を販売しています。

【やぐらからの鑑賞】
■日時6月12日(土曜日)~8月16日(日曜日)の土・日・祝日午前9時~午後4時
■会場下内田稲荷部地内田んぼアート会場
■やぐら鑑賞料1日券中学生以上:200円、小学生:100円
パスポート券中学生以上:500円、小学生:250円
※小学生未満の子どもは保護者同伴で無料
※「菊川市下内田4261-1」付近の田んぼ(昨年と同じ会場です)
田んぼアートの図柄田んぼの南にやぐら設置古代米を販売

6月11日(金曜日)横地小学校3年生が菊川市の総合戦略について学びました

6月11日、横地小学校で出前行政講座「第2期菊川市まち・ひと・しごと創世人口ビジョン&総合戦略」が開催されました。3年生23人が、「わがまち菊川よいところ伝え隊」となり、自分たちの住むまちの魅力を学習することが目的。市企画政策課職員から市の人口増加への取り組みなどを学びました。
同課の海野貴美代主任主査と服部信樹主事が、スライドを使い総合戦略について説明。市の人口や特産品、強みなどをわかりやすく解説しました。
質疑応答では、「市に人が来るためにどんなことを行っていますか」や「人口を増やすために、何に力を入れていますか」といった質問が出され、職員は、「観光パンフレットをリニューアルして、市の魅力を伝えています」や「若い世代に菊川を好きになってもらうことに力を入れています。具体的には、中学生ふるさと未来塾や農学芸スクール事業です」と答えました。
児童は、「菊川の魅力を知れて良かったです」や「初めて聞く話もあって、知らないことを知ることができました」と感想を発表しました。
今後、児童は今回学んだことを参考に、市の魅力をPRするポスターを制作する予定です。

横地小総合戦略出前講座1横地小総合戦略出前講座2横地小総合戦略出前講座3

6月11日(金曜日)横地小5年生が田植え体験を行いました

6月11日、横地小学校5年生が横地地内の田んぼで田植え体験を行いました。社会科の米作りの授業の一環で実施。児童14人が、地元農家の鈴木龍司さんや奥横地「田野址夢(たのしむ)会」、JA遠州夢咲職員の指導を受けながら、楽しく田植えをしました。
はじめに鈴木さんが、「観察、感じる、考えるの3つのカンを意識して、田植えをしてみてください」と心構えを話しました。その後、鈴木さんが田植え機を使い、およそ150平方メートルの水田に苗を植えていきました。児童たちは、機械の正確な動作をじっくりと観察しました。
最後に、児童たちが田植えに挑戦。水田に入った児童たちは、泥の感触に驚きながら、横一列になってもち米「葵美人」の苗を丁寧に植えていきました。
児童は、「初めて田植えをして楽しかったです」や「お米ができたらお餅にして、きな粉をつけて食べたいです」と話してくれました。
今後、児童たちは、稲刈りや餅つきなどを体験する予定です。

横地小田植え体験1横地小田植え体験2横地小田植え体験3

6月10日(木曜日)横地小学校の児童がボールを遠くへ投げる方法を学びました

6月10日、横地小学校で体育実技指導協力者派遣事業が行われました。子どものバランスの良い体力向上推進と、教員の資質・指導力の向上を図ることを目的に、県教育委員会が県スポーツ協会へ委託。今回は5年生14人と6年生28人が、講師の体育実技指導員の井上実奈子さんと青木佑馬さんからボールを遠くへ投げる方法を学びました。
青木さんは、ボールを投げる時の5つのポイントを、児童と一緒にボールを触りながら説明しました。児童は、指先でボールをしっかり握ることやひじを伸ばして投げることなどのポイントを教わりながら、身に付けるための練習をしました。その後、2人1組になってボールを投げ合い、学んだ動作を繰り返して少しずつ飛距離を伸ばしました。
青木さんは、「1番大切にしたいことは、チャレンジすることです。挑戦する気持ちで練習し続けましょう」と、技術だけでなく取り組む姿勢も教えました。5年生の石川音彩(ねいろ)さんは、「まだ遠くになげられませんが、教わった5つのポイントを意識して練習していきたいです」と話しました。
お手本を見せるおさらいしながら練習するアドバイスをもらう

6月9日(水曜日)小笠東小学校で防犯教室が開催されました

6月9日、小笠東小学校で防犯教室が開催されました。身近に潜む事件や事故などの危険を回避や対処する方法を教わり、防犯意識を高めることが目的。1年生児童34人が参加し、自分自身の身の守り方を学びました。
講師の菊川警察署生活安全課安形智係長は、不審者がどんな人なのか、何をしてくるのか、どう対処すれば良いのかなどが説明。それらに関するクイズも出題され、不審者は見た目ではわからないことや帰宅したらすぐに鍵を閉めることなどが話されました。また、防犯標語「いかのおすし」の説明も行われ、児童は真剣に聞き入りました。
不審者に声を掛けられた場合を想定した実演も行われ、児童は講師から教えられたことを実践。代表児童は、「助けて」と大きな声で言いながら走って逃げ、万が一の練習をしました。
参加した児童は、「知らない人がいたら大声を出してすぐ逃げられるように頑張りたいです」と話してくれました。
いかのおすしを教わる逃げ方を実践1逃げ方を実践2

6月8日(火曜日)横地小学校で家庭教育学級フラワーアレンジメントが行われました

6月8日、横地小学校で家庭教育学級フラワーアレンジメントが行われました。親子でフラワーアレンジメントを行うことを通じて、ふれあいを深めることを目的に実施。同校1年生親子14組が、池坊華道会常任委員の榑林美智子さんの指導の下、かわいらしいフラワーアレンジメントを作り上げました。
はじめに、講師が用意したヤツデやヒャクニチソウ、バラやアイビーなど10種類の草花の名前と、生け方の手順が説明されました。榑林さんは、「生け花の世界では『遊心』といって、草花に多少手を加えることができます。今回は、ヤツデの葉っぱを少し切って、ウサギの形にしていきます。楽しんでやると良いです」と、説明しました。早速児童たちは、保護者に手伝ってもらいながら、葉っぱをハサミで切り、ヒャクニチソウや動く目玉をボンドで貼り付けてウサギの葉っぱを完成させていました。その後も、バラなどの花の茎を切って長さをそろえ、かごの中のオアシスにさしていき、およそ1時間でかわいらしい作品を完成させました。
宿谷慶(けい)さんは、「花をさすところが楽しかった。ストレリチアがお気に入りです」と、保護者の宿谷詩穂さんは、「花の名前を知ることができて、きれいに飾ることも初めての経験で楽しかったです」と話してくれました。

横地小_フラワーアレンジメント1横地小_フラワーアレンジメント2横地小_フラワーアレンジメント3

6月8日(火曜日)劇団たんぽぽ「いのちのまつり」出張ワークショップが行われました

6月8日、おおぞら認定こども園で劇団たんぽぽによる「いのちのまつり」ワークショップが行われました。7月25日に文化会館アエルで、同劇団による演劇が公演されることに合わせ実施。作品のテーマに合わせて、子どもたちに「命の大切さ」や「先祖との繋がり」について考えてもらうことを目的に、同園の年長児およそ60人が参加して、原作絵本「いのちのまつり」の読み聞かせが行われ、大切な人の絵を描きました。
はじめに、同劇団のスタッフ3人が、演劇の原作絵本を朗読しました。沖縄にやってきたかーくんが、お墓の前でゴザを広げている家族から、先祖についての話を聞く物語で、3人が別の登場人物になって読み聞かせをすると、園児たちは真剣に聞き入っていました。
その後、園児たちはクレヨンで自分の「好きな人・大切な人」の絵を作成。園児たちは、画用紙いっぱいに両親や家族など、それぞれの大切な人を描いていきました。
完成した絵は、アエルこどもサマーフェスティバルの開催期間中、文化会館アエルで展示されます。
同劇団の松下哲子(のりこ)さんは、「いのちのまつりは、沖縄の文化が基になっていて、『自分が元気に暮らしていることが、ご先祖さまもうれしい』ということを伝えるものです。心温まる内容ですので、ぜひ家族みんなで観に来てください」と話しました。

いのちのまつりワークショップ1いのちのまつりワークショップ2いのちのまつりワークショップ3

6月7日(月曜日)小笠東小学校5年生が田植え体験を行いました

6月7日、小笠東小学校5年生が同校南側の田んぼで田植え体験を行いました。この体験は、岳洋学舎で目指す「学びの庭」の一環として実施されたもの。同校児童28人が、JA遠州夢咲職員の指導を受けながら、楽しく田植え体験を行いました。
児童たちは、JA遠州夢咲職員から田植えのポイントについて指導を受けた後、およそ300平方メートルの田に横一列になって、もち米「葵美人」の苗を慣れない手つきで植えていきました。
田んぼを提供した森下武さんは、「もっと自然と触れ合ってたくさん遊んでほしいです」と話しました。一生懸命植えた木村優夏(ゆうか)さんは、「初めて田植えをして、良い思い出になりました」と、赤堀心優(みゆ)さんは、「昔の人の大変さがわかりました」と話してくれました。
今後、児童たちは、稲刈りや餅つきなどを体験する予定です。
JA職員に教わりながら植える田植えを楽しむ児童一例になって植える

6月6日(日曜日)きくがわおんぱく「菊川ディープツアー加茂編」が開催されました

6月6日、「菊川ディープツアー加茂編」が開催されました。菊川の地域資源を活用した菊川の魅力を伝える体験プログラム「きくがわおんぱく」の1つで、加茂地区を歩きながら、「アルキニスト」である森章さんが、歩かないと気づかない、菊川の歴史スポットを訪ねました。
参加者は市役所を出発し、大徳寺の前から打上地区を抜け加茂地区へ至る古道を歩き、「大頭龍」と書かれた石の道標を見つけました。また、菊川西中学校グラウンドの脇を流れる水路が、江戸時代に加茂地区へ水を引いた「加茂用水」の跡であると解説を聞くと、参加者たちは驚きの声を上げていました。
その後、参加者は加茂用水の痕跡をたどって、半済地内を散策。萬田橋では、西に向かって加茂用水が流れ、東に向かって排水路が流れるという不思議な光景をながめました。一級河川菊川の堤防では、昭和初期の菊川の写真を見ながら、昔ここに木製の橋が架かっていたという話を聞き、どんな橋だったのかと、想像を膨らませていました。
すっかりアルキニスト気分の参加者たちは、道中の気になるものを見つけては、写真を撮るなどして、およそ4.5kmの距離を2時間ほどで歩き切りました。
掛川市から参加した安部清子さんは、「勤務先が菊川で、普段は通り過ぎるだけでしたが、今日は、知らなかった色々なことが知れて、良かったです。加茂用水の歴史など、本当に魅力的な内容でした」と笑顔で話しました。
講師の森さんは「色々なことを調べていくうちに、思いがけない発見があります。何回も下見をしてルートを考えていくことが面白いです」とまち歩きの魅力を話しました。

菊川ディープツアー1菊川ディープツアー2菊川ディープツアー3

6月6日(日曜日)「はじめてのファシリテーション入門講座」が開催されました

6月6日、市役所庁舎東館で「はじめてのファシリテーション入門講座」が開催されました。市民活動のスキルアップ講座として、ファシリテーションの基礎的なスキルを身に付けることを目的に実施。一般社団法人トリナスの土肥潤也代表理事を講師に迎え、10代から70代の市民や大学生、NPOとして活動している人などおよそ20人が参加し、明日から実践できるスキルを学びました。
まず、土肥さんがファシリテーションには「話し合いを促す役割」や「調整する」などの意味があること説明。その後、参加者は3、4人のグループに分かれ、良い話し合いと悪い話し合いの違いについて意見交換しました。また、話し合いには発散や収束などのプロセスがあることを教わり、学んだ合意形成の手法で参加者同士が話し合いました。
最後の参加者からの質疑応答では、「沈黙はどうしたらいいか」「話が長い人をどうしたらいいか」など、参加者から話し合いの場で多い悩みなどが質問されると、土肥さんは、「良い沈黙は待ち、質問を工夫しています。意見を出し合う前に紙に書いてまとめるとよいでしょう」などアドバイスをしました。
グループで話し合う多重投票を行う参加者で集合写真

6月4日(金曜日)河城小学校で救命救急法講習会が行われました

6月4日、河城小学校で「救命救急法講習会」が行われました。教職員が救急救命士から心肺蘇生法やAEDの使い方を教わることで、正しい救命措置を習得することが目的。いざという時に、子どもたちの命を守るため、毎年、水泳の授業が始まるこの時期に実施しています。
はじめに、市消防署の池田鉄兵さんが救命措置の流れを説明。「救命措置で一番重要なことは胸骨圧迫です。要救助者の意識や呼吸が確認できない場合は、まず胸骨圧迫を行い、反応を見ることが大切です」と話しました。
次に、教員らは2人1組に分かれ、訓練用の人形を使い胸骨圧迫を実践しました。また、実技をとおしてAEDの使用方法も再確認しました。
最後に、水泳の授業中に生徒が溺れたことを想定した訓練を実施。心肺蘇生だけでなく、生徒への対応や救急車の手配、救急隊への引継ぎなども行われ、本番さながらの緊張感の中、手際よく対応をしていました。
金田颯斗(はやと)先生は、「今日の訓練は上手くできましたが、実際に子どもが倒れたら落ち着いてできるか不安です。今日学んだことをもう一度思い返し、もしもの時に備えたいです」と話しました。

河城小救命救急講習1河城小救命救急講習2河城小救命救急講習3

6月3日(木曜日)、4日(金曜日)丹野報徳社から図書が寄贈されました

丹野報徳社から地元のこども園と小学校に図書が寄贈されました。昨年度から始めた社会事業学童育成支援事業によるもので、各施設が希望する図書を、市内の本屋で購入し贈呈しています。
6月3日、ひがしこども園で行われた贈呈式では、同社の水野守理事長と鈴木一さんから、30冊の図書が寄贈され、代表園児に手渡されました。水野理事長は、「たくさん絵本を読んで、楽しんでください」と挨拶。同園の浅井園長は園児たちに、「みんなの大好きな本を買っていただきました。長く楽しめるように大事に読みましょう」と話し、園児は「ありがとうございます」とお礼の挨拶をしました。
6月4日、小笠東小学校での贈呈式では、同社の水野理事長と鈴木一さん、鈴木寛之さんから、30冊の図書が寄贈され、図書委員長と副委員長が受け取りました。代表生徒2人は、「これからいろいろな人に本を読んでほしいです。本をいただき、ありがとうございます」と感謝を伝えました。
ひがしこども園園児に手渡すひがしこども園で集合写真小笠東小学校で手渡す

6月2日(水曜日)河城小オリンピックリレーの部が開催されました

6月2日、河城小学校のグラウンドで「河城小オリンピックリレーの部」が開催されました。学年別に全児童がリレーに参加することで、互いに励まし合い、協力し合う学級を作ることが目的。保護者や教職員が見守る中、全校生徒267人が、バトンをつなぎました。
リレーは学年単位で行われ、各学年赤・白・青・黄の4チームに分かれ順位を競い合いました。1・2年生は、グラウンドの中央に置かれたスタートとゴールのカラーコーンの間およそ20mを1往復し、3~6年生は、200mのトラックを半周ずつ走りました。どの児童も一生懸命に走り、次の児童へとバトンを渡していきました。
6年生は、練習でのタイムが4分10秒を切ることができませんでしたが、本番では3位までのチームが4分10秒を切ることができ、4位のチームも4分10秒ちょうどと、大幅に記録を更新しました。また、感染症予防策として、走らない児童はマスクを着用し、応援するときは声を出さないよう、太鼓の音に合わせ手拍子で応援していました。
4年生の竹村美咲さんは、「チームは最下位だったけど、みんなのチームワークで頑張ることができました。緊張したけど、練習のとおりやればうまくいくと思い、力を出せました」と話しました。

河城小オリンピックリレーの部6河城小オリンピックリレーの部5河城小オリンピックリレーの部1

河城小オリンピックリレーの部3河城小オリンピックリレーの部2河城小オリンピックリレーの部4

6月1日(火曜日)小笠南小学校5年生が田植え体験をしました

6月1日、小笠南小学校児童が高橋地内の田んぼで田植え体験をしました。稲作を学ぶ総合学習の一環として、地元農家の下嶋正吉さんの田んぼで毎年行っている恒例の授業。5年生28人が、JA遠州夢咲職員から指導を受けながら田植えを行いました。
児童たちは、JA職員から田植えの説明を受け、横一列になって等間隔にうるち米「きぬむすめ」の苗を植えていきました。
所有者の下嶋さんは、「田植えを体験すると食べ物の大切さがわかります。この経験を思い出しながら食べてもらいたいです」と話しました。一生懸命に植えていた坂本波琉(はる)くんは、「田んぼの中は泥がぬるぬるしていて楽しかったです。今は機械で田植えをしていますが、田植えの大変さがわかりました」と話してくれました。
稲が成長し収穫時期になると、児童は稲刈りの体験をする予定です。
小笠南小田植え1小笠南小田植え2小笠南小田植え

6月1日(火曜日)大山智世さんが菊川市地域おこし協力隊に任命されました

6月1日、地域おこし協力隊委嘱式が行われ、茨城県出身の大山智世さんが委嘱を受けました。
式では、長谷川寬彦市長から辞令が手渡されると、大山さんは緊張した面持ちで辞令を受け取りました。続いて市長から「市の交流人口を増やすことが必要です。とにかく菊川のことを知ってもらい、外からの目線で菊川の良いところを見つけて発信してください。」と激励の言葉がありました。大山さんは、「自然が好きなので、菊川市の魅力を発信できるように頑張ります。毎日楽しく活動したいです」と意気込みを述べました。任期は、令6月1日から令和4年3月31日までです。
大山さんは、茨城県出身で、大学進学を機に静岡県へ移り住みました。地域とつながりのある多様な働き方に挑戦してみたいと感じ、現在勤務している静岡鉄道株式会社の「自己啓発休職制度」を活用し、会社を休職して地域おこし協力隊に応募しました。自然が大好きで、菊川市を知ったきっかけは、火剣山キャンプ場で友人とキャンプをしたことだそうです。菊川市の魅力を広くPRする活動をしていただきます。

地域おこし協力隊1地域おこし協力隊2地域おこし協力隊3

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部署名:菊川市総務部市長公室

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